顔も覚えていない母との再会が私を狂わせた(その2)

今すぐ過激なテレホンSEX

顔も覚えていない母との再会が私を狂わせた(その1)

チンチンが溶けちゃう

日曜日の午前中からマンションを訪ねた日、母は泣き腫らした瞼で私を出迎えた。まだ酒が残っているらしく、ロレツの回らない声で、いきなり男に逃げられたと息子の前で愚痴り始めたのだ。
そして私を抱きしめて「寂しい…」と泣き出してしまった。薄いネグリジェの下から透けた豊かな乳房が、目の前にあった。黒ずんだ大きな乳首を芽吹かせた大きな胸だった。重そうに垂れ、5百円玉を一回り大きくしたような茶色い乳輪をいくらか下を向けた熟した果実が、泣き声に合わせて揺れ震えていた。
私はされるままに暖かな谷間に顔を埋め、母の匂いを胸一杯に吸い込んだ。煙草と香水が入り混じった香りだった。
母は「なんであたしだけが…」と不幸のどん底にいる我が身を悲しみ、逃げた男への恨み節を聞いてもいないのにまくしたてた。男に尽くしたのに捨てられたと嘆いた。
その母の胸で、私は幸福を感じていた。強く抱きしめる腕に、柔らかな体、そして豊かな乳房…。
このまま、何時間でも母の悲しみが続けばとも思った。心臓が高鳴り、体が火照り、ズボンの奥が甘く痛んだ。
母の乳房が頬に押し付けられ、薄いネグリジェごしに中指の頭ほどの大きさのある黒い乳首が口元をくすぐっていた。
私は母のすべてを欲しかった。なにもかも独占したかった。甘い想いと熱い想いが体のなかで交錯し、混乱した。
スボンの前が硬く張り詰め、抱きしめる母の体に股間が触れた。息が詰まり、心臓が胸の奥で音を立てて弾んだ。
母は一瞬、驚いたように体をひきつらせたが、感情が爆発したように私を押し倒し、荒々しくズボンを引き下げた。恐ろしいくらい鬼気迫る顔で、跳ね起きた私の仮性包茎にむしゃぶりついた。
それしか悲しみを癒す術がないという感じに、母は私の青いペニスを夢中で尺八した。愛撫というのではなく、ただ男の匂いを求めるような仕草だった。
だが、私は気が遠くなるような幸福感のなかにいた。実の母に体を捧げているのだ。絶対に許されない異常な奉仕をしている。母と禁断の秘密を作っていることに、私は幸せを感じた。
取り乱し、我を忘れて淫らに息子の勃起ペニスをしゃぶる母に、私は体を投げ出した。もうこれで、母と切っても切れない絆を結んだような気がした。
「あああぁ、母さん……」
母の舌と唇でもっとも恥ずかしい体に一部を嬲られる快感に、私は情けないくらい鼻にかかった甘え声を奏でて、身をくねらせた。
「気持ちいいよう、おかしくなっちゃうよう、チンチンが溶けちゃうよぉ〜…」
泣きたいくらいの嬉しさのなか、女の子のように身悶えして、ヨダレまで垂らして喘いだ。母は獣的な鼻息を鳴らして、より激しく息子の棒から玉袋までを舐めしゃぶり、ついには頭を上下するようにして、唇でピストンして精液を吸い取ってしまった。
放心状態で横たわる私に抱き付き、母は涙声で、
「ずっと一緒にいましょう、智彦だけがあたしの大切な人よ」
と罪の意識も感じさせない恍惚とした目で喘いだ。その言葉に、私は希望を見出そうとしていた。
翌日から、毎日、学校帰りに母の部屋に寄った。出勤するまでの時間、私は理性が壊れたように母に甘えた。幼い頃の空白の時間を取り戻すように、子供に戻って母に甘えた。母と全裸で布団に入り、赤ん坊のように乳房をしゃぶった。
「やーね、本当に赤ちゃんみたい…」
母は優しげな微笑を浮かべ、そして乳房をまさぐる私の手と舌に、しだいに吐息を濡らしていった。
母が息子を慈しむのとは違う手つきで、私の体をまさぐる手が、やがては硬度を増したペニスに到達すると、熱いため息を漏らして愛撫し始める。
このとき、私は母と本当に結ばれたのだという実感を得られた。
私の性器を母が女の顔をしてまさぐっている。母が自分を求めている。素晴らしい秘密を、布団のなかで共有している。感動すら覚えた。
それから間もなくして、私は母とセックスをした。私が童貞だと知ると、母のほうから、
「もっと気持ちいいこと教えてあげる」
と両脚を開き、女の秘めやかな肉割れをマニキュアで彩られた指先で拡げて見せてくれた。
母の恥部は、色素沈着が進み、腫れぼったい小陰唇を玉袋のようにだらりと垂らした、崩れかけた肉塊のようだった。割れ目肉全体が赤褐色に染まり、恥毛が両縁を黒く茂り、肛門のあたりまでヒゲのように生えていた。
肉割れから露出し、乾いて干からびた粘膜のような小陰唇の上部を指で押し延ばすと、奥から鮮やかな粘膜色の小豆が飛び出し、
「ここが女の悦ぶポッチよ」
と驚く私を面白がるように、指先で弾き転がし、甘い鼻息を鳴らした。
「そして、ここがオチンチンを入れるところ」
二枚の黒薔薇を左右に捲り返し、いくらか引き伸ばすと、内側の鮮やかな粘膜質が広がり、その中心部に小刻みに蠢く濡れ光る肉穴が息づいていた。
自分が生まれて来た穴だということも忘れ、私は興奮状態のなかで母に導かれ、そこにペニスを挿入した。
「焦っちゃだめよ、ゆっくり、腰だけを動かす感じでピストンするの」
三十後半になっても、男たちを相手にする仕事をしてきたせいか、横臥する母の裸身はまだ美しい曲線を保っていた。
さすがに乳房は大きさのために両脇に張りがなく広がり、黒ずんだ乳首を横に向けてしまうが、ウエストはしっかりとくびれ、いくらか肉付きが目立ち始めた尻肉が、裸身にふっくらとした丸みをつけていた。
クラスメイトの女の子と比べれば、それは乳房もお尻も大きな、刺激的な裸身だった。
ウェーブのかかった栗毛色の髪をしどけなく布団に広げ、かすかに快楽に震える頬で、「そうよ、焦らないで、ゆっくりと…」と喘ぐ母。
私はすべてを任せきった子供の心境で、言われるままに腰を送った。
母の内部は口愛撫で感じた暖かさを超えて、沸騰するような熱さだった。
入り口はそれほど締め付けが激しくもなく、まるで肉のアリ地獄のように奥に行くほど熱く溶けた肉襞が狭まり、愛液の量がもの凄く多かった。
腰をわずかに動かすだけで、濡れた生肉がねばつく音を鳴らし、股間から背筋にむず痒いような心地良さが駆け昇る。
「そう、そんな感じ……。もっと元気に腰を突いていいわ、体が揺れるくらい、乱暴なくらいがいいの……」
しだいに表情を崩していく母も、下から腰を突き上げるように私の不慣れなピストンにピッチを合わせる。
たわんだ乳房が艶めかしく波打ち、小さく引き締まった乳輪から硬く尖り立った乳首をせわしなく震わせる。私も熱病に支配されたような心地で腰を動かしていった。
波打ち、揺らめく母の熟れた肌が、桜色に染まっていく。突くたびに嬉しげに揺れる瞳と、喘ぐ母の美貌。
ふと覗き込んだ結合部から、母の内臓がいやらしく捲れ返っていた。
その生々しさと身悶えしたくなるような気持ち良さ。みるみる高まる母の淫らな声が、実の母を狂わせているのだという禁断の悦びで私をも狂わせた。
母は「いいわ、いいわ」と喘ぎ、下から腰をせり上げてくる。私も必死でそれに応え、腰を送り、まもなく母の内部で爆発の余震を起こした。
そのとき、うっとりと目を細めていた母が、突然、甘い世界から現実に舞い戻り、あわてて腰を引いた。
「あう!……」
的を失い、空しく宙で脈打つ愛液まみれのペニスを、母はやけに事務的な表情で口に含み、手でしごいて精子を吸い出していった。
「あぶなかった、もう少しでお汁があたしの中に出るところだったわ。だめじゃない、ちゃんとイキそうになったら言わなきゃあ!」
苛立ち気味に口元をティッシュで拭う母に、私は少し甘い気持ちが萎えたような気がした。それでも、嫌われたくない一心で、その言葉に素直に頷いた。父も祖父母も、学校のヤツらにも嫌われたところで寂しくもなかったが、母だけには嫌われたくなかった。
孤独なイジメられっ子にとって、肉体まで結んでくれた母という女性が、たった一人の親友であり、同士であり、恋人であり、そして優しい母親だったのだ。
図々しく肉体を求めるほど積極的ではなかった私を、母のほうから布団に誘ってくれた。私の物欲しげな視線を敏感に感じ取り、手招きした。
が、それは母の機嫌の良い日に限ってのことで、それ以外は愚痴を聞かされるか相手にもされないかのどちらかだった。
それでも、私は母のマンションに毎日通った。ときには職場であるクラブの同僚ホステスの悪口をさんざん聞かされたこともあった。私は聞き役に徹して、母の憎々しげな言葉に同意の頷きを返した。
「あたしの気持ちがわかってくれるのは智彦だけだわ、ほんとうに良い子ね」
「だって、僕の好きな人は、母さんだけがだもん」
「あら嬉しい、ご褒美あげなくちゃね」
頬から鼻、そして唇へとキスをして、母は部屋の隅に敷きっぱなしになっていた万年床に私を誘い、全身を愛撫し、濡れた肉割れにペニスを導いてくれた。散らかし放題の部屋で、煙草と香水の匂いが入り混じった空気に包まれ、私は母と抱き合って幸福を感じた。
学校も家も嫌なことばかりだったが、母とセックスをしているときだけは、辛い現実を忘れられた。
「いつか、二人で暮らしましょう」
夢を語るように言ったかと思うと、次の日は苛立たしげに「忙しいから…」と門前払いを食う。
起伏の激しい母の性格に翻弄されながらも、私は幸せを感じる瞬間を求めて、マンションに通った。
いつまでも続くように思えていた母との関係は、約一年でほどで終わりを告げた。母が街を離れることになったからだ。
「また東京で頑張ってみいたいの」
何を頑張るのか、いまひとつあやふやな再出発宣言だった。
私が耐えられずに「一緒にいたい!」と訴えると、もう子供じゃないのだから、とこれまでの甘い関係が過去の出来事のように呆れ顔を向けた。
私が想っていたほど、母は私のことを想ってはいなかったのだと、そのとき思い知らされた。
いや、ぼんやりと気付いていたのだが、それを認めたくなかっただけだったのだ。結局のところ、母はそういう女だったのだ。
「智彦も頑張りなさい、あたしも死ぬ気で頑張るから、ここにいても、幸せになれそうにないわ、いいことあるかと思ったけれど、こんな田舎、やっぱりあたしには合わないわ」
もう一度ウエディングドレスを着るのだと母は夢見る少女のように語り、街を出た。
残されたのは、救いようのない現実だった。私は逃げ場を失い、途方に暮れるしかなかった。実の母に二度捨てられたのも同然だった。
やがて私は、少年から青年になった。
夢は夢でしかなかったのだ。
母との別れが、私をほんの少し、大人にしてくれた。現実からは逃げられない。母との関係からそう悟ったような気がする。母には恨みも怒りも何もない。あの白い肌の温もりが、私を癒してくれたことは確かなのだから。
あれ以来、母とは音信不通になっている。逢いたいという気持ちも、今はもうない。

マダムの浮気癖

関連記事

最新記事

ページ上部へ戻る