俺はとっさに母さんの手を引き離そうとした。が、握り込んだ手がチ○ポを放そうとしなくて、もがくぶんだけチ○ポがねじれてまた悲鳴が出る。母さんは是が非でも俺に羞恥の一瞬を味あわせるという勢いで、両膝のあたりにまたがり、逃げられないように俺の下半身に体重をかけて手を動かす。
「おっ、おっ、おうっ! 母さん、やめろよ、やめろってば!!」
母さんは何かに取り憑かれたような顔つきでチ○ポをしごき、とうとう大の字になってしまう俺のマタグラに顔を押し付けるようにしてフェラまで始めるのだった。
パニックに状態でごちゃ混ぜになっていた頭が、ズーンと突き上げる快感で最悪の事態を予感させる。
わかっちゃいるが、腰が抜けたみたいに全身から力が抜けてしまって、俺は母を押しのける力も失ってしまっていた。
母が頭を上下動させて、ギンギンになっていた竿を唇でピストンする。唇をすぼめて、ちょうど裏側の滑らかな粘膜でヌルリヌルリとやられると、舌の上で擦れる亀頭の焦れったいような気持ちよさも加わり、タマ袋の裏側あたりがカーッと熱くなる。
いけない、と思ったときには、もう手遅れだった。俺の意志とは無関係にケイレンする腰が、グッと母さんの喉の奥まで亀頭を送りこみ、ドクドクと熱いマグマを放出してしまった。
強制的に射精させられて屈服感が頭をかすませた。抵抗心なんぞどこかに吹き飛んでしまっていた。
ぶっちゃけ、このときほど母さんが恐ろしく思えたことはなかった。小さな頃、どんなに叱られても、たいして恐いとも感じなかったのに、このときだけは、母さんが恐ろしい悪魔のように思えた。
「あなたがおかしなことばかりしてるからいけないのよ、少しはお母さんの言うことに耳を貸したらどうなの」
病的なくらいヒクつく頬で、母さんが地味な家着のスカートと夏物のブラウスを脱ぎ捨て、ベージュのおばさんチックなブラジャーとショーツを何かに急き立てられるような勢いで体からはぎ取って放り捨てる。強制射精の余韻から立ち直れなくて、湿っぽい居間の畳の上に伸びていた俺は、唖然とそれを見上げるだけだった。
母さんは何かの発作でも起こしたみたいにブルブルと打ち震えていた。目を異常者のように血走らせて、思春期の息子の前で全裸になっている自分自身にハイになっている様子で、このまま頭の血管がプチッといってしまうんじゃなかろうかという感じの目でワナついていた。
ヒステリックな母と
身長では中3の俺のほうが勝っていたが、160センチ半ばはあるヌード姿は当時30代後半だったこともあって、思春期の視神経には異様に艶めかしく映った。なにせ普段は清いものに憧れているふうなことばかり言って、問題児の俺を避けてさえいた母が、唐突に劣情して丸裸になってしまったわけだ。正直なところ、気がヘンになってしまったのかと思い、恐ろしいくらいだったが、体のほうは血が煮え立ったのかと思うくらい熱くなっていたのだがら、俺自身、何がなんだがわからなくなっていた。
少し太目で大柄に見える白い体が、ガキの頃に風呂場で見たそれよりかなり肉付いているように見えた。乳房は熟したパパイヤみたいにたわんで、茶色い干しブドウみたいな乳首がいくらか下を向いて左右に広がり、くびれが目立たないウエストにはショーツのゴムが食い込んだ後がくっきりと浮かんでいる。上半身はそれほどではないのに、腰から下が一回り肉付きが厚い。
下っ腹のたるむくらいに脂肪がついたあたりから生ッ白い太腿のムチムチ感から太いふくらはぎなんぞはダイコン足という感じで、冷静に見れば刺激的な女のヌードではなかったろうが、母さんの病的な興奮ぶりに触発されて、中三だった俺は激しく興奮していた。
母さんも狂っていたが、俺も同じくらい理性を失い、発射させられたチ○ポをむくむくと起き上がらせてしまった。
すると母さんは、二度目の発情におそわれたみたいに俺にのしかかってきて、Tシャツと引き下げられていたジーンズを強姦するみたいな勢いではぎ取り、荒々しくキスをしてきた。獣的な鼻息が頬をくすぐり、焦点も合っていない目が間近で揺らいでいた。
強引に舌をねじ込み、俺の唇を犯すように貪り吸った。息苦しいくらいだったのに、べったりと覆い被さった熱い肉の塊の柔らかさと波打つ乳房から伝わる母さんの乱れた心臓の鼓動に触発されて、俺は無意識のうちに下から手を伸ばして背中や尻をまさぐって、柔らかな下腹のあたりにねじ倒された勃起チ○ポを押し付けるみたいに腰を動かした。
口元が唾液まみれになるくらい激しく俺の唇を貪り吸い、それに飽きると首筋から胸板へと唇を這わせて、俺の乳首に吸い付いた。
そこが感じるポイントだったのだと、そのとき初めて俺は知った。母さんは口をすぼめて俺の胸を吸い、男の小さな乳首を執拗なまでに舌で責めた。
大きな尻を振るようにして、熟れた下腹で勃起を右へ左へとくねらせて刺激されると、またたくまに快感がピークに達した。
「オチンチンがまた硬くなってきたじゃない。お母さんとエッチなことしたいんでしょ、したいなら、ここにオチンチン入れなさいっ」
叱りつけるみたいな強い声で、ばっと俺の前で大の字になると、膝を立ててM字に開脚する。両手でアソコを盛大に掻き拡げて見せつける。
「どこに挿れるか、もう知ってるんでしょ。お母さんのここに、男らしくオチンチン挿れてみなさいよっ!」
生っ白い太腿とタプつくくらいに脂肪がついた下っ腹の奥から飛び出したのは、やけに透き通った赤桃色をした肉の裂け目で、あの美人ママの黒ずんだ性器より何倍も綺麗でこづくりなものだった。ビラビラも薄くてクリがどこにあるのかもわからないくらい、ワレメ肉がかなり厚みがあって、お肉の扉の奥まった地点にパーツが隠れた造形だった。
当然だが、母さんのオマ○コなどガキの頃でさえまともに見た記憶はなかったから、太腿の内側にこんな色をした裂け目を隠していたんだという新鮮な驚きが思春期の心を一方的に燃え上がらせた。
俺は初めて異性の前に出たウブな少年のように怯えた。よくわからないが、母さんがここまで絶対的に感じられたのは、初めてのことだったろう。とにかく生々しいくらいの粘膜色した肉の裂け目に、俺は怖じ気づいてしまった。
「どうしたの、興味がないの!? ほらここよ、男が喜ぶのはここ! 早くそのオチンチンをイレなさい!」
母は乱れる息遣いで苛立ち気味に叫び、自分で指を三本まとめてねじこんで薄っぺらなビラビラが飛び出るくらいに激しくピストンして見せる。
「ほら、ほらっ、ココに入れるんだよ。見えるでしょ!?」
ワレメが手を飲み込んでしまいそうなくらいに大きく拡がって、出し入れするたびにドクドクと溢れ出る濃厚なエッチ汁が尻穴のほうまで流れていく。
「あぁ、母さん……」
腰を振って壊れていく母の狂態を前にして、怯えていた心も興奮に飲み込まれていった。俺はスケベな呪文をかけられたような気分で、母さんのオマタに飛び付いていた。
「ほら、ここ、この熱いところ…」
「あ、ああっ……、待って、ちゃんと入れるから」
「あー、焦れったいっ!」
息子のヘタさより、本人が欲しくてたまらないといった感じに、腰を突き上げる。
俺もかなりの興奮状態だったから、押し込もうとするチ○ポが左右にブレて、なかなか挿入できない。
母さんは俺の先端が入り口の粘膜に触れたとこを見計らって、グンと腰を突き上げた。直後、チュルンと亀頭が熱く溶けた肉襞に没入した。一瞬で熱い生肉のうねりに、俺は包み込まれていた。
入り口がアリ地獄みたいに広いのに、奥にいくほど狭まり、奥から外へと生肉が波打つように動く。
唯一体験していたあの婦人のマ○コ穴より、ずっと狭くてキツくて、粘膜の層が深いという印象の穴で、なんだか上の口でしゃぶられているような感じだった。
母さんは下腹をヒクつかせて、俺のチ○ポを締め上げ、ピストンをせかした。言葉でなく、本能的なところで、俺はそれに応えて腰を振り、脇にたわんだパパイヤを握りしめた。
「もっと、もっと奥まで、思いっきりオチンチン動かしてえ〜っ!」
「ああっ、母さん、母さん! 奥まで動いてる……、あぁ、すごい」
泣き声に近いよがり声を上げてもがく一匹の雌に、俺も雄と化してチ○ポを突いた。そして、母の柔らかな裸体にしがみついて、射精した……。
この一度きりじゃなく、カノジョができた高校2年の夏まで、俺は母さんとの秘密の関係を続けた。
「またあの女のとこに通ったりしないよう、お母さんがたっぷり満足させてあげるからね」
かならずそんなことを言って父が留守中の暗い寝室に、俺を引っ張り込んだ。これは俺のためなのだと何度も念を押してから裸になるときの鬼気迫る顔つきを見ると、額面通り受け止められない言葉なんだが、俺の胸は疑念より興奮のほうを選んだ。
遺恨アリの短大時代の友人への怒りは事実だったろうが、その裏に隠れていた母さんの本音を想像すると、よけいに体が燃えた。
完璧に別世界にイッた目で迫る母さん。俺はいつもの憎まれ口も吐けなくなって、あっけなくチ○ポを勃起させてしまったものだった。
結果、母さんが、あの美人ママとの関係から覗きや下着ドロという悪癖をなおしてくれたことは事実で、そういう面では密かに感謝もしている。すべてが思春期の複雑怪奇な心理状態のなかで起きたことだと言っておこう。なんであんなに際どい悪事ばかりしていたのかと自分でも恐ろしく思う。一つ間違えていたら犯罪者になっていたかもしれないのだ。
何も考えられず、ただそのときの衝動だけに突き動かされた時期のこと。現在、母さんとは良い関係を保っている。当然だが、普通の親子として、である。