25年前の夏休み、僕は10歳で姉は15歳だった。ふとしたことがキッカケで、姉は僕のペニスにしゃぶりつき精子を飲み、そしてセックスまでしてしまった…。
(告白者)
白塚達也(仮名・35歳)
姉が僕のペニスを…
25年前の夏休みのことだった。
僕たち姉弟は父親と伯父に連れられて、とある海辺の民宿に泊まった。小さな漁村の海水浴場。狭い砂浜に人影はまばらで、10歳の僕と5つ年上の姉は到着すると同時に水着に着替え、海に飛び込んだ。
その夜、僕は突然発作を起こしてしまった。元来、病弱で小児ぜんそくの持病を抱えてた僕の体は環境の変化に弱い。それでも数年間は大した発作が起こることもなく、数年ぶりの旅行に心弾ませていた。そんな矢先のことだった。
「あーあ、来るんじゃなかった」
民宿の部屋でタオルケットにくるまり、床にふしていた僕の隣で姉が言った。
「僕なんてほっといて泳ぎに行けばいいのに」
「そうしたいわよ。でも、こんな田舎のちんけな海で、1人でパチャパチャ水遊びしてもなーんも面白くないじゃん」
中学3年の姉は体格がよく、背丈も顔つきも、そして胸の膨らみも腰つきも、大人と言っても十分通用するほど成熟していた。
未だに精通はなかったものの、性的な衝動をそろそろ覚え始めていた僕は、姉の肢体を目の当たりにするたびに変な感情を抱いてしまっていた。いけないことだと知りつつも、体の一部がビンカンに反応してしまい、悶々とした気分に陥ってしまうのだった。
その姉が2人きりの部屋で、しかも、薄いTシャツにショートパンツ姿で膝を抱えて壁にもたれている。太腿は剥き出しになり、仰向けに寝る僕の目には、股の間の部分から幽かに覗く下着の白い影が映った。
「カッコイイ男の子でもいれば別だけど、子供とオジサンばかりじゃなぁ……」
本当は友人同士で旅行に出掛けるつもりだったらしい。しかし、両親は中学生同士の旅行を許可しなかった。落胆する姉を見かねたのか、それとも自分自身が楽しむための免罪符にしたかったのか、祖母の看病で家を空けることのできない母親を1人残して、父親は僕たちを連れ出したのだ。
「あーあ、ホント、つまんない」
姉は両手を後ろに回し、胸を反らした。盛り上がった両の乳房をマジマジと見つめていた時、僕は突然咳き込んでしまった。
「大丈夫?」
姉は慌ててすり寄り、四つん這いで僕を見つめた。
「大丈夫だよ」
僕はそう言い、シャツの襟元からかいま見えるブラジャーと乳房の谷間を覗き見た。
「タッちゃん、苦しそうよ。背中さすってあげようか」
「大丈夫だって」
断ったにもかかわらず、姉は僕の体を抱え手を伸ばした。
「ゴホ、ゴホ……」
「ホント、大丈夫なの。お薬、飲んだ方がいいわよ」
「ううん、さっき飲んだばかりだし……」
「横になった方がいいのかな。なれる?」
「うん、静かにしてれば大丈夫だよ」
僕は再び仰向けになった。姉は心配そうに僕の顔を見つめた。
しばらくすると咳はやんだ。それでも呼吸は苦しく、音のでない笛のように喉が鳴った。
「少しは楽になった?」
「うん」
「胸の方はどう?」
姉はそう言うと、僕の狭くて薄い胸板に顔を乗せ耳を当てた。
「ヒューヒュー、言ってる。苦しくないの?」
姉の髪がバサリと体に降りかかった。体温が直に伝わってきた。
頭の重さと頬の感触に僕の心臓は激しく鼓動した。
「あら……」
呼吸が苦しいながらもパジャマのあの部分が盛り上がりを見せ始めていた。僕は姉の感触に勃起してしまったのだ。
「苦しいなんて言っちゃって、タッちゃん、エッチなんだから」
そんな僕の変化を知った姉は責めるわけでもなく、笑みを浮かべて言った。
「見てもいい?」
「え?」
「見たいの、オチンチン」
「だ、だめだよ」
「どうして?」
「どうしてって……」
「姉弟だから恥ずかしくないでしょ。一緒に風呂に入ったこともあるし」
姉は好奇心の強い性格だった。だから、冒険と称して草深い山道に迷い込んだり、奇妙な地虫を掴んだり、父親がかくしていたイヤらしい本を見つけ出したり、男の僕がハラハラするようなことを平気でやってのけるのだった。
そう言えば、僕がまだ幼い頃、一緒にお風呂に入った姉にペニスを引っ張られて、あまりの痛さに僕が泣き出したこともあった。
「あの頃とどう変わってるのかな。楽しみだわ」
僕が必死に抵抗したのにもかかわらず、姉はパジャマとブリーフをずらした。
「やめて、姉ちゃん、やめてよ」
「へえ、大きくなってる。小学生なのに、こんなになるんだ」
姉は珍しそうに僕のペニスを眺めた。僕はすでに抵抗の意思を失っていた。もしかすると、姉にこうやって弄ばれるのを期待していたのかもしれない。そして、それ以上の行為にエスカレートしてゆくことも……。