レズの姉を慕う弟がニューハーフになる(その2)

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レズの姉を慕う弟がニューハーフになる(その1)

すごく感じちゃう

私は姉として失格の烙印を押される代わりに、弟の気持ちを受け入れてふたりでよろこびのピークを迎える方を選びました。
近親相姦はいけないことですが、他人に迷惑をかけるわけではないのです。そう考えると、私は自然に弟の体を抱きしめていました。
いきなりのベロをからめるディープキッスの最中にも、おなかに当たる固いものが気になりますが、それはおぞましい感じとは違って、反対に愛おしい感じがするのも不思議です。
あれほど怖かった男性器が、弟のものなら好感が持てるのです。もしかしたら私は、男性器が疎ましいのではなくて、男が嫌いなのでしょうか。
どっちにしても、私は生まれて初めてペニスを口に入れたいと思いました。弟の硬直した肉の棒をしゃぶって、彼をよろこばせたいのです。
私はその場に膝をつくと、顔面に狙いを付けているペニスを両手で包み、つやつやのピンク色に輝く筒先をくわえました。
「ああ、お姉ちゃん」
表面は柔らかいのに、中に固い心棒が入っているみたいな感触のペニスが口いっぱいに広がると、そこにはなんの心配もいらない安心感がありました。
私はレイプされて以来、女性にしか開かなかったバギナに、弟の男性器を迎えたくなったのです。
自分のベッドにあおむけになると、弟が上からかぶさってきました。ふたりの乳房がつぶれるほど押し当たって、バギナにも固いもので押される感覚があります。キスをしている間、体重を感じないのは、腕を突っ張っているからで、そんなところにも弟の優しさがにじみ出ています。
ペニスの先が、手も添えていないのに膣孔を確実に狙っています。そこはもう、ラブジュースでびしょぬれになっているのが弟にもわかるのでしょう。
火照ったバギナが圧力を感じ取ると、膣孔が無理に広げられる感覚があって、異物が押し込まれてきました。
ゆっくりと確実に突き進んでくる肉のかたまり。
体の真下が、割り裂けていくみたいで、なんだか怖い。
私がレイプの恐怖を克服できたのは、弟の挿入が優しくて静かだったから。荒々しくされたら、多分からだが拒否反応を示しただろうけど、少しだけ埋め込まれては引かれ、また少しだけ深くまで入っては止まるの繰り返しで、私はいつの間にか翔の男性器を深々とバギナに受け入れていたのです。
「ああ、こんなに動いてる」
わざとしているのか、それとも自然になってしまうのか、体内深く押し込まれたペニスがビクビクと息継ぎをするみたいにうごめきます。
それは女性の手でディルドを突っ込まれるのとは、本質的に違う行為とも思えるほどの生なましさです。膣孔に挿入される形も大きさも同じくらいなのに、作り物と生ペニスとはまったく違うものです。
レズ行為ではかなり時間をかけて高まっていくのに、弟のペニスで体の真ん中を割り広げられていると、それだけでストレートに快感が高ぶっていくのです。
「ずっと前から、あこがれていたの、お姉ちゃんとこうすることを」
「気が付かなくて、ごめんね」
「この日のために、手術を受けたのが、やっと報われた感じがする」
「でも、私たち、近親相姦なのよね」
「お姉ちゃんと一緒なら、怖くない」
「私も、同じ気持ちよ」
バギナが、中からいっぱいに広がっている。動いていないから、こすられていないのに、どんどんといい気持ちがわき起こってくる。
ペニス恐怖症を克服した私は、改めて膣孔に押し込まれている肉の棒のボリュームをからだで計っていた。
体の芯を中から押し広げている異物は、初めて受け入れたのに、最初からしっくりとはまり合っていた。
血のつながりを感じさせるほどの親密さで、私のバギナに弟のペニスが押し込まれている。それは体が気持ちよいのと同時に、心も温かくなる最高の結合だった。
レズ行為に溺れていた時には、それが最高だと思っていたけれど、弟とセックスをしてしまった今は、このまま死んでもいいと思えるほどの幸福感があった。
「お姉ちゃんの中を、刺激するよ」
「うん」
自主的なペニス挿入が初めてだから、刺激されることがどんな風かわからなかったけど、翔に任せておけば大丈夫だという確信もあった。
弟は私の足を引き上げたり前を通したりして、私を四つん這いにさせた。
「こんな、恥ずかしい……」
そうは言っても、私は嬉しかった。弟におしりの穴まで見られているのが、恥ずかしいけれど嬉しかった。
「ああ、こんなの、初めて」
左の乳房が揉み回されて、クリトリスもこすり上げられていた。そして感じるクリトリス刺激のすぐ近くで、ペニスがバギナを割り裂くようにして前後にすべり動いていた。
「翔クン、ああ、すごく感じちゃう」
「何度でも、いってもいいよ」
優しさの中にも激しさを込めた愛撫も、体の芯を何度も往復していくペニスの動きも心地よかった。
ついさっき、口の奥まで入っていた弟のペニスが、今では私のバギナに挿入されているのが不思議なようで嬉しかった。
体の奥の奥から、快感の津波がわき起こってくるみたいだった。レズビアンのよろこびとは本質的に違う、体全体がうねってしまうような心地よさが突き上げてきて、私は思わずあえぎ声を洩らしていた。
「はあうーっ、あっあっ、むあああ」
気持ちよすぎて、四つん這いになっていられなかった。ベッドに突っ伏すと、翔も体を重ねてきて、腰だけを動かしているみたいだった。
さっきとは違って、動いているのはバギナの中のペニスだけだった。
他の部分がタッチされていない分、バギナに神経が集中して、そこからものすごい快感が次々と発生した。
「お姉ちゃん、ああ、お姉ちゃん」
タマ無しだから、精子は作れないだろうが、気持ちよさは同じなのか、翔も私の背中であえいでいる。
私は受け身ではなく、翔を本当によろこばせてあげたかった。
「私が、上になる」
翔は体を後ろに倒して、私を引き上げてくれたので、すんなりと上下が入れ替わっていた。彼の上でペニスを心棒にして体を半回転すると、完全に私が上になっていた。
「一緒に、ね」
私は大きく腰をくねらせていった。

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