息子の体動リズムに合わせて腰うねらせ(その1)

今すぐ過激なテレホンSEX

ハワイで乱倫な性宴を夜ごとくりひろげ…

肉愛むさぼり、擬似恋人スワッピングまで楽しんだ息子がくれた女の歓びに、復活した夫との夜の夫婦生活も充実しはじめ…。

(告白者)
棚橋陽子(仮名・43歳・主婦)

性感のたかぶり

中年にふさわしいコクある愛撫を、中村恒樹さんはわたしの全身に展開してきました。
女体をじっくり味わいつくすといった姿勢が濃厚なのです。
わたしの長い黒髪を優しくなでながら、
「日本がなつかしい。ぼくも、若いころはあなたのように長く黒い髪の女性を愛したことがありました」
そういって、わたしの今度はほそいうなじに熱い息を這わせるのです。
「あ、ああ……その女性とはどうなったんですの?」
「残念ながら振られました」
顔を隠すように彼は、キスを乳房のほうへ移したのです。
「ごめんなさい、聞いて悪かったわ」
「いえ、そんなことはありませんよ。もう、遠い昔の甘ずっぱい思い出にすぎません」
唾液をためた舌を、いささか黒ずんできたと思っている両の乳首の周辺にうねらせ、這いずらわせました。
「時間はたっぷりある。時間をかけてゆっくりたのしみましょう」
そういった恒樹さんの言葉のままに、彼は、わたくしの肌をいつくしむように口でめでました。
わたしは段々と気分が昂揚してきて、早く彼の股間のものをさわりたいと願うようになったのです。
つい一カ月ほど前まで、どっちかっていうとオクテのわたしでした。
いまちょっと冷戦状態に近い関係にある主人と私。だから、ベッドの中ではいつも彼にリードされっぱなし。
胸を焦がすような性感のたかぶりといった経験は、それまでのわたしには無縁のことでした。
それが、ちょっとしたきっかけで、我ながら本当は自分が淫乱だったんじゃないかと思うくらい大変身をとげたのです。
そのことをお話するには、もう少し中村恒樹さんとのことを追いかける必要があるでしょう。
彼はハワイでレストランを経営している、まあ日本からやってきて成功した実業家でした。
わたしの一人息子であった征彦が、仕事でずっとこちらに出張していて、彼の店が気に入って二日と置かず顔を出しているうちに可愛がられるようになった関係です。
こういうとあれですが、息子はわりかし男前で、日本にいるときも何人ものガールフレンドからしょっちゅうデートの誘いの電話が掛かってきたものでした。
そんな息子は、恒樹さんの奥さんの、後妻なのですけれども亜希子さんに気に入られるところとなったのです。
亜希子さんは二十九歳、女ざかりでした。
恒樹さんはわたしより一つ年上の、とても落ち着いて風格のある男性です。
子供がいないせいもあってか、二人はゆったり人生をエンジョイしているふうに見えました。
夫と険悪になり、どうやら彼が若い女と浮気したらしいのに気づいたわたしは、どうにもハラの虫が収まりません。
いっそ浮気してやろうかと思いましたが、下らない男と一夜限りのつまらない関係に走ったら、もっと自分がみじめになる気がしたのです。
それで、二年近く(といっても正月には帰国しましたが)ハワイヘ滞在している息子のところへいくことにしました。
国際電話をかけると、
「親父とケンカでもしたのかい?」
「よくわかったわね」
「はは、まあ、いいさ。ぼくも退屈しているところだから、お母さんが来たいとき、いつでも構いやしないよ。そのかおり、おいしい料理を作ってくれよ」
「まかせておいて。可愛い息子のためなら、父さんなんかには作ってあげないおいしいものをいっぱい、毎日つくってあげるわ」
「困った母親だ。でも、じゃ、親父にはぼくからよろしくいっておくよ」
可愛い子には旅させよ!
息子がとても大人びているのに、わたしは感心してしまったものです。
そう、もう一人前になった息子に、わたしも甘えていいトシになったのかもしれないと、ちょっぴりセンチメンタルな気分にもなりました。
三、四日は、ビーチに出てボケーッと日なたぼっこしたり泳いだり。
街に出てショッピングもしたし、休日には息子が会社から借りている車でドライブもたのしみました。
でも、どこへいっても日本人観光客だらけ、少々ウンザリしてきたのも事実です。
といって、帰国する気なんてちっとも起こりませんでした。
帰っても、また主人といさかいになるのは目に見えています。
彼の気持ちに変化があろうとなかろうと、わたしの中の感情がまるでやわらかくなっていませんでした。
思い出すたび、おそらく決定的な証拠ではないのですけれども……いえ、それがかえってとめどなく憎々しい妄想を引き寄せるのです。まぶたの裏に広がるのです。
それって、かえってつらいものがありました。
もしかしたら、いささかは容姿やプロポーションに自信のあるわたしを、はるかに上回る美女かもしれない。
逆に、知性のカケラもないノー天気の尻軽女子大生かしら?
後者だったら、セックスだけが目的で主人は、くやしいけど年齢や肌の張りなんかじゃわたしがもはや勝てっこない、そういった類いのパープリン・ギャルと寝たってことじゃないかしら。
そうだとしたら、同じわたしを裏切るにしても、あまりにわたしという女を侮辱していることにはなりはしないか。
……と、さまざまな妄想をふくらませては、勝手に一人で歯ぎしりするわたし。
その一方で、主人のふだんは大して感激などわたしに与えてくれないペニスが、その尻軽ギャルのベチョベチョに濡れた膣にメリメリ埋めこまれるところがリアルに浮かび上がり、わたしをむしょうに興奮させました。
気がつくと、そんなの結婚前か結婚後わずかな期間にしていたことですが、べったり指を濡らして一人空しく手淫におよんでいるのです……。
そのあと、実の息子である征彦と重大な、人に知れれば大変なことになる関わりを得て、恒樹さんと異常な関係に走ることになるのです。

年上のガールフレンド

「ああ、いい気持ちだ。あなたのなかは、とても練れてグアイがいい」
わたしの股をMの字ポーズにひらききり、ちょうど腕立て伏せに似た姿勢でわたしの中に深く抽送しながら、恒樹さんが心にしみるようにいいました。
年齢のゆえか、正直いって硬度にはイマイチ食いたりないものがありましたわ。でも、それを上回る素晴らしい腰のうねり、リズム。
若い男(といっても、四十歳すぎてからこっち、たった一人の、それもごく近しい男しか知りません)だったら、パワーで押しまくってくるところですが、恒樹さんたら、もっと巧みなジラシも用いるのです。
つまり、ブスーっと根元まで深く女体の中に差し入れておいて、そのままピストン運動をストップ。
ストップしたまま、わけても恥骨と恥骨を刺激的にこすりたてながら、腰でいやらしい文字を書いたり。
動きを止め、ペニスが身動きならないほどまるで硬く縛られちゃったみたいに、ただ膣の中でピクピクと脈を打たせるのです。
そんな技巧が、でも期待と興奮ですっかりできあがっているわたしにとって、はなはだ刺激的でした。
「ほうらほうら」
いきむたびGスポットといわれるゴリゴリのあたりが徴妙にノックされるのです。
また、逆作用っていうのか、ピクピクに反応してわたしも、ヒクッ、ヒクッと彼のものを締めつけ、締めつけるときにまた快感が生じるのでした。
「あ、ああ、こころよいわ……そろそろ、いかせていただきたいわ」
「まだまだ、たのしみましょう。トシだから。一回ぶんを大事に使わなきゃなりません」
余裕のある笑いを浮かべて恒樹さんはいい、性器をつなげたままわたしの片脚を抱えました。
抱えて、そのままわたしの体を、ドッキングしたままくるりと反転させたのです。
そこは恒樹さんの、日本では5LDKくらいはありそうな広さの4LDKの豪華マンション住宅でした。
二つある寝室のうち、わたしと恒樹さんはお客様用のツインのセミダブルベッドの一方でプレイしていたのです。
本来のこの家の主のベッドルームは、彼の奥さんの亜希子さんと、この夜のわたしがよく知っている若いパートナーが利用していました……。
ベッドの上でうつ伏せにされるとき、あさましいまでに濡れそぼり、また男性のあれを強く締めつけている膣粘膜が奇妙にねじれて、新たな刺激が背すじに走ったのです。
「ああん、恒樹さん、激しくして下さらなくて……そう、ああっ、そうなの、それが好きなの」
わたしがおネダリすると、彼はわたしのふくよかなヒップを両手で高く持ち上げ、膝立ちポーズをとり、
「よいしょ、よいしょ」
と、今度はパワフルに腰を使いはじめました。
「いい、いいッ」
ときどきえぐるような角度でストレートパンチが打ちこまれてきます。
そしてそれが引き返すとき、わたしは自分のそこがまるで離したくないとでもいうようにギュウと男性自身にしがみつくのをちょっと淫らに意識しました。
吸いこむような力も働くのです。
「うーむ、放っておいたら、根元まで吸いこまれそうだ、ああ」
彼も、世辞とは思えない呻きをこぼしました。
「うーん、うーんうーん」
しだいに恒樹さんもことばを失い、頂点に向かって駆け上がりはじめます。
周囲に淫蕩な性臭がまとわりつき、聞くにたえられないような淫猥で粘着質の肉音がこぼれつづけました。
「ああっ、いい、はあっ、すごいわッ」
尻たぶがペコペコヘこむくらい彼が激しく腰を打ちつけてきたのです。
そうしながら、あの若くてわたしの大好きな彼ならそんな余裕なんてないだろうと思われること、片手をわたしの腰骨のところから前へ回し、
「よしよし」
と、結合部分や女の最もするどい性感帯である花芽を指でこまやかにころころ転がしてきたのです。
「うわっ、うわっ、それ、たまらないですわッ……うーん、どこかへいっちゃいそ」
「いくんですか。いきたいんですか」
切迫したあえぎをこぼす彼。
「い、いきそう、いくわ、いきたい、いかせて……いっていって、いく、うーッ」
ほとばしりとはいいがたいですけれども、彼がピクピクあのものをケイレンさせて射出を開始すると、わたしは何ともいいしれぬ悦楽にくるまれていったのです……。
「ちょっと、覗いてみませんか、陽子さん」
気をやりすぎてぐったりしていると、ベッドに腰掛けてブランデーをなめながら煙草をすっている恒樹さんの声がしました。
「え」
一瞬、頭が回らず、首だけひねったわたしの目に、ちょうどイタズラ坊やみたいな顔をした恒樹さんの顔が映っていました。
「ですから、あなたの年下の可愛いボーヤのことですよ。恋人の彼がうちの女房とセックスしているところ、ちょっと覗いてみたくありませんか」
私はそのとき、息子の征彦がわたしのことを、
「彼女は陽子さん。ぼくの年上のガールフレンドです、よろしく」
そう中村夫妻に紹介したことを、あわてて思い出したのです。
息子は本当にわたしに似ておりませんでした。
でも、だからといってまったく似ていないわけじゃないのです。
そう思ってよく見ると、目元や口元、また細面の顔全体の輪かくなど、けっこう似ていると思いますのに、わたしたちのことを知らない人はまったく気づきませんでした。
恒樹さんのお店へ連れていかれて紹介されたとき、息子は冗談でわたしのことを〝年上のガールフレンド〟といったのです。
ところがそうじゃありませんでした。
「お母さん。彼らは、とくにオーナーは気に入ったみたいだよ。恋人と夫婦のスワッピングする勇気はあるかい?」
家に帰って二人きりになると、息子はちょっと興奮した顔つきでわたしにストレートにいいました。
わたしが驚いて黙ってしまうと、
「こういう貴重な体験は、異国の地だからこそ可能な冒険なんだよ。あの二人は、スワップマニアでね、ぼくがこっちへきてからずうっと彼らにふさわしいスワッピング相手をさがしていたんだよ」
まさかそのときまでに、ご主人の恒樹さん公認で奥さんの亜希子さんが、何度か息子の征彦とセックスしていたなんて考えてもみませんでした。
モテる息子が、当地で何人ものガールフレンドを持ち、当然そういった大人の関係も結んでいるだろうことは、なんか当然のように思っていたものですから別段、嫉妬もなにも特別な感情も湧きませんでした。
もう、そろそろ明らかにするときがきたようです。
ええ、息子と、血のつながった実の息子と、ハワイヘやってきたその夜のうちに、ただならぬ仲になってしまったのでした。あるいは、あの国際電話を掛けたときから、そうなる予感がわたしの内部でうごめいていた気がしないでもありません。
ケダモノじみた息子とのまじわりの次の日から、わたしに気を使って息子は、何人かいるだろう地元のガールフレンドを遠ざけました。
母であるわたしと、乱倫な性宴を夜ごとくりひろげてきたのです。
抱かれてしまうと情が動くのが女の性といったものでしょうか。
思いますのに、男と違って女という動物は、たくさんのタネをあちこちバラまきたいといった欲情よりも、一個のタネを大事に、独占的に守り育てていきたいといった習性が強いのではないでしょうか。
少なくともわたしはそうでした。
ですから当然、たまたま(というのは自分に都合よすぎるでしょうか?)わたしが愛した相手がこの場合は息子だったのですけれども、彼が以前はともかくそういった仲になってからこっち、他の女性と体の関係を結ぶなんて心の中では、正直いって苦しくて苦しくて仕方のないことでした。
「お母さん、これはあくまで遊び、大人の遊びなんだよ。お母さんのこと、彼らは本当に三十代前半の女だと思っているんだぜ。自信もって、オバアちゃんになったらしたくてもできない遊びをたのしんでおこうよ」
息子が急に大人びた、年上の男みたいな口ぶりでいいました。
わたしがビックリしていると、さらに続けて、
「お母さん、親父を許してやりなよ。親父、お母さんのことが一番大事なのさ。でも、男だからさ……。ただ、家庭に持ちこまない気持ちはあるんだぜ」
息子の話に納得したわけじゃありません。
ただ、いずれわたしも、主人のもとへ帰るしかないと思っていました。
それなら、ええい、こっちにいる間だけでもハメをはずして遊んじゃえと考えはじめていたのです。
そう、「家庭に外の問題は持ちこまなければいい」と思ったのでした……。

息子の体動リズムに合わせて腰(その2)へ続く

マダムの浮気癖

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