幼い頃から可愛いがってくれた祖父。孫娘は老人ホームに入った後も祖父の元を離れようとしない。孤独な祖父を慰めようと、イチモツを口で咥え、ついには一線を越えてしまう…。
(告白者)
野村耕作(仮名・75歳)
なついている孫が…
小生、還暦を迎えて15年になります。
この歳になって、あんな形で第二の春が訪れるとは思っておりませんでした。
と申しますのは、孫娘の加奈子と小生との間で、いわゆる特別の関係ができてしまったのです。
小生は70歳を超えてからめっきり足腰が立たなくなってしまいました。
嫁は7年前に他界しており、それまで長男夫婦と同居しておりました。
家族に迷惑をかけるのは本意でなく、昨年末に、小生は個室付きの老人ホームに入所することを決意したのです。
加奈子は長男の一也の娘で、小生によくなついておりました。
現在は大学4年生になりますが、小生が老人ホームに入所すると打ち明けたとき(小生は長男夫婦より先に、加奈子に相談したのです)、泣いて引き留めてくれました。
「おじいちゃん、私を置いて老人ホームに行っちゃうの?」
「そうだよ。加奈子と別れるのはつらいがのう」
「そんなのヤダ! 寂しすぎるよ」
「大丈夫。加奈子にはお父さんやお母さんが付いているじゃないか」
「あの人達じゃダメなの! おじいちゃんじゃなきゃ、話せないことがいっぱいあるんだから」
加奈子は学生をしながら芸能活動をしており、大学卒業後もその仕事を続けていきたいという希望を持っております。
両親は加奈子の考えには反対で、普通の就職を望んでおります。
私は、一度しかない人生、加奈子の好きにすればよいと思っております。
それに、長身の加奈子はスタイルが抜群で、顔も私の孫娘とは思えぬほど愛らしいのです。
加奈子は女優として十分にやっていける、と小生は陰ながら応援しておりました。
そんな唯一の応援者がいなくなることが寂しいのでしょう、加奈子は本当に寂しそうでした。
しかし、私の決意は変わりません。
家族の厄介者と思われながら人生を終えるのは、何としても避けたいとかねがね考えておりましたから。
私の入所した老人ホームは、神奈川県の厚木市の外れにあります。
都心から近い割りには、厚木には自然が多く、環境は悪くありません。
こんなところで静かに死んでいくのも悪くない、小生は自分にそう言い聞かせました。
また、小生は退職金を一円も使わずに貯めておりました。
この老人ホームは高級と呼ばれる部類です。名前は老人ホームと言ってもホテルのような洒落た造りです。
もちろん、普通のホテルのように若い人はおりませんがね。
加奈子は、私が入所しても、毎週のように横浜の自宅から遊びに来てくれています。
最初は、やっとセリフ付きのテレビドラマの仕事が来たとか、そんなとりとめもない話をする程度でした。
小生も加奈子が来ると退屈せず、週末を楽しみにしておりました。
もちろん、普通に祖父が孫に会うのを楽しみにしている、という範囲でのことです。
それが、多いに変わったのは、大学の演劇部に所属する加奈子が、川端康成の「眠れる美女」をモチーフにした卒業公演をする、と言いだしたときのことです。
加奈子は主役に抜擢され、文字通り眠れる美女の役を演じるというのです。
「しかし、随分古い話を題材にするもんだのう」
「まあね、おじいちゃんはリアルタイムでしょう」
「川端康成よりはワシの方が若いぞ」
「そりゃそうよ」
「しかし、加奈子は気味悪くないか。老人に目で犯される話なんて」
「ううん、全然」
そう言った加奈子の目が少し潤んでいることに小生は気付きました。
孫が肉棒をしごき出す
「眠れる美女」は、川端康成の傑作小説です。
謎めいた海辺の宿の一室に、前後不覚の裸の女が寝かされており、すでに男ではなくなった老人がその傍らで一夜を過ごす、というのがあらすじ。
「おじいちゃんって、まだ男?」
平然とした顔で、加奈子がそんなことを聞くので小生は焦りました。
「そりゃ女じゃないがな」
「そうじゃなくて、オチンチンが立つかってことよ」
「それは…どうかのう」
小生は、もう何年も勃起する、という感覚を忘れておりました。
小生も若い頃はそれなりに遊びもしましたが、孫が成人する歳になってはいかんともしがたいものがあります。
「ねえ、もう立たないの?」
加奈子はおどけた顔で聞きます。
小生は、ここで立たない、と言うのは男が廃ると思い、立つ、と言いきってしまいました。
「じゃあ、証拠を見せてよ」
「証拠?」
「そう、今立つかどうか」
加奈子は、小生にズボンを脱ぐようにと言いました。
「いや、孫の前でそれはなあ…」
「可愛い孫の研究のタメよ。演劇のね」
「そうかあ、そう言われると脱ぐしかないか」
小生はズボンと下着を一緒に引き下ろしました。
若い男の人に見られたら、きっと笑われるであろうしなびた小生のイチモツが露わになりました。
「おじいちゃんのオチンチン、可愛いね」
加奈子は微笑んでそう言ってくれました。
孫が幼い頃には、良く一緒に風呂に入っていましたが、小生のイチモツの記憶はもうなかったのでしょう。
もちろん小生のイチモツは、げんなりと下を向いたまま。
「よし、立つかどうかやってみよう」
加奈子はそう言って、小生のイチモツをしごき始めたのです。
「加奈子、そりゃイカンよ」
「なんで?」
「だって、実の祖父と孫が…」
「いいのよ。私の演劇のために協力してくれるんでしょ」
「そりゃそうだが…」
小生は、加奈子のするままに任せました。
加奈子の手は白魚のように真っ白で、細い指先はガラス細工のようです。
その美しい指先が上下しているのを見ると、なんと小生の下半身に、忘れていた感覚が蘇ってきたのです。
「おじいちゃん!なんか固くなってきてるよ!」
「フフッ、どうだワシもまだ捨てたもんじゃないだろう」
「うん、立派だよ。すっごい、だんだん固さが増してきたよ」
「ウム…ウッ…」
「どうしたの? 気持ちよくなってきたの?」
「ウムウッ…」
老人ホームで大学生の孫娘とセックス三昧(その2)へ続く