高級小料理屋ママとデザイン事務所の女社長、美人姉妹は性戯上手…(その1)

今すぐ過激なテレホンSEX

女ざかりの美人叔母姉妹との性夜

「久しぶり、ああ、すごくよくてよ」「上手よ、俊介は女泣かせのテクニシャンね、そこそこッ」熟れきった女体は腰をぐるぐる回して…

(告白者)
中島俊介(仮名・23歳・地方公務員)

 

女はただ快楽の対象

あれは、親子ドンブリならぬ姉妹ドンブリとでも呼べばよいのだろうか……。
2人の美しい、妖艶といってもよいだろう美人姉妹とただれた関係を結んでしまったのである。
しかも、その2人はおれにとって叔母という関係。つまり父の妹2人と、おれは1泊2日の短期間で集中豪雨的にのっぴきならない関係を結んでしまったのだった……。
団体役員をしている父と母は、近所でも美男美女で知られたカップルである。その恩恵に、おれも含めて上の兄2人も浴している。
お陰で高校を卒業し、大学に入学してからこっち、おれは異性に不自由したことがない。ところが、女に不自由したことがないということは、もう1つの結果も招く。面食いのおれは、とにかく美人でないと、女ではないとはいわないが、心が動かされない。
心が動かされないということは、つまり体も反応しない。抱きたいという、まあ、性欲がピクリとも起きないわけだ。
しかし、それはあくまで性欲であって愛情ではない。
女はいつも向こうからやってくる。
それでおれは、これまで一度も、いわゆる女を〝口説く〟といった心の葛藤も喜びも悲しみも、総じて身を焦がすような異性に対する感動体験がなかった。
これはこれで不幸なことである。
誘われて女の部屋に行くと、女が勝手に服を脱いで挑発するのである。
「A子と寝てたって構わない、C子とつき合っていたっていいから、ね、私のこと抱いてちょうだい」
こんな調子だから、ジェラシーみたいなまっとうな感情体験にも乏しく、女が去っていっても格別な感慨もない。
「惚れる」という熱い想いも「フラれる」ことによって生じるはずの感情の起伏やうねりもおれの内部に生じることはなかった。むろん、女の濡れた粘膜はおれの肉体に快楽をもたらしはしたが、終えてみれば、それだけのことでしかなかった。
どうしてもこの女でなければいやだ、という強い執着心も激しい独占欲みたいな想いもない。気がつくと、大学生になってからこっち、いつも回りに、世間標準でいうところの「美女」たちがおれを取り囲んでいたし、不自由を感じたことがない。
「A子、ヒマかい」
「うん、ヒマよ、ヒマ」
「じゃ、ちょっと行くか」
「ええ、行くわ、楽しませて」
「お互いに、だろ」
「ふふ、そうね」
そんな短いセリフで、女の部屋に行くこともあったし、ラブホテルに行くことも、変化を楽しむ上でよくあった。
ただ、自分の下宿には絶対に女たちを近づけなかった。叔母夫妻の家に下宿しているとウソをいって、女たちを誰ひとり寄せつけなかった。自分のアパートに女を呼ぶということは、自分の心の中に特定の女をつくることになる気がした。
おれは、つまり女たちと特別の関係を作りたいという想いはゼロだった。
いつか、それは卒業後だろうが、結婚するだろうその時まで、おれにとって女はただ快楽の対象でしかなかった。

叔母の粘りつく視線が

上の2人の兄たちは、大学を卒業すると海外出張の多い仕事を選び、一番上の兄はヨーロッパの女と結婚してたちまち向こうに住みついてしまった。
2番目の兄は商社系で、やはり海外勤務が長い。それで母はおれに、大学を卒業したら郷里に帰るように訴えたが、とくにおれは地方都市で暮らすことに苦痛も抵抗も感じなかった。
学生時代、アルバイトした金でよく海外旅行に出かけ、どれも安い貧乏旅行ではあったが、逆にそれがよかったのか、やはりどこでも女が近づいてきて、下半身での国際交流も深めてきた。
「ウタマロ、最高」
なんてホメてもらったことも一度ならず経験がある。
おれとしたら、メシを食わせてもらって、フロまで入れさせてもらって、だとすると一宿一飯の礼。
すこしユルくはあったし、とくに肉食の白人系の体臭にはちょっと勇気とパワーを必要としたが、それも修業の一つと思い、変な出し惜しみなんかせず持てる秘術を尽くして女にサービスした。
そうやって、商売とは違い手ぬきなどしなかったから気に入られ、彼女の友人の有閑マダムを紹介され、旅行費用分くらいの謝礼をもらったこともある。
海外を何か国も旅して、チルチルミチルの青い鳥の話じゃないけど、しあわせとかっていうものは心の持ちよう次第でどこにいたって同じ気がした。
それに食い物も女の肌も、やっぱりおれは日本が一番合う。
そして空気も水も、大学時代に都会で暮らしていたおれには、やたら人がゴチャゴチャ多く、空気は汚ないし水もうまくない、そんなところは人が住むところには感じられなかった。
金にも女にも、権力にも名誉欲にも縁がないおれは、母に期待される以前に、大卒後は帰郷することに決めていた。
県庁はスベったが、地元の市役所にもぐりこみ、30歳くらいまでは独身でノンビリ人生をやっていこうと考えていた。
そして役所に就職して1年目の夏。
職場の先輩や上司たちと夏休みのスケジュールを調整した結果、おれはすこし早い夏休みとなったのである。
両親はおれとの同居を望んだが、おれはいずれその気でいても、しばらくは実家近くの、歩いて行けるマンションを借り独身生活にこだわった。
それはともかく、すこし早い夏休みの半分を、大学時代の友人がやはり気楽な独身生活を送っている江の島近くのやつのマンションで過ごそうと出かけたのだが、ちょうどその日、やつの親が危篤だとかで、入れ違いに彼は飛行機で北海道の実家に向かわねばならなかった。
「そっちに行くなら、久しぶりに叔母さんの家に寄って行きなさい」
やはりその近くに住んでいる父の妹の、つまりおれにとっての叔母さん2人(姉の香代と妹の秀代)に渡す郷里のみやげを父と母に頼まれていたので、翌日に行くつもりが、友人と再会を約束して別れたその足で叔母宅に向かったのだった。
叔母たちの家は、江の島の海が見える丘の高台の上にあった。
7、8年前、祖父が亡くなって遺産の一部を相続し、それを資金にそのすこし古いけどしょうしゃな家を購入したとはあとで聞いたことである。
小学校以来の、だから10年以上ぶりの久しぶりの再会に、最初はおれの顔を見て姉の香代は、どこの誰だかおれのことを気がつかなかったようだ。
「俊介……くん? あの一番下の?」
仕事に出かけるところだったらしい姉の香代は、普段着のラフな格好のまま、ちょっと夜の女を思わせる化粧をほどこしていた。
もうだいぶ陽がのびていたが、時刻はそろそろ夕方に向かおうとしていた。
「はい、ごぶさたしております。夏休みでこっちの友人の家に遊びにきたんですが、友だちが急用ができて……。明日、電話してからお邪魔する予定でしたが、そんな事情で、住所も近くだと分かったものですから……急な訪問でごめんなさい……」
「なに、いってるの、よく来てくれたわねえ、男っ気ないから大歓迎よ。ああ、なんてなつかしいの、俊介くんかあ」
玄関先で立ったままおれをまじまじと見つめる叔母の視線に女の気配が漂った。

今夜はうちに泊まって

叔母の香代も、そしてしばらくしてから帰宅した妹の秀代も、2人とも30代の半ばくらいにしか見えなかった。
ゾクゾクするような、身が凍るようなタイプの美人ではなかったが、2人とも人間的なふくらみを感じさせる大人の女の色気を感じさせた。
母も、地元じゃかなり美人で知られた女だが、専業主婦が長いので、どこかおネンネのお嬢さんぽい印象。
この叔母2人の、社会と向き合って生きてきて身に着けた成熟した人間的な色気は母にはないものだった。
香代は、3年ほど前に亡くなった祖母が祖父の死後に開いた小料理屋を引き継いで、そこのママをしていた。
若い者が行く大衆酒場と異なり、少しふところ具合にも余裕がある富裕層の客が利用する店らしい、おれに茶をいれてくれて再び外出着をまとって居間に登場した香代は、和服のよく似合う成熟した、しかし清潔さを身に包んでの色気をむんむんさせていた。
「ごめんね、あわただしくって」
とテーブルをはさんでおれの前のソファに座り、白くて細長い、そしてしなやかな指にはさんだ煙草をセクシーな唇に運んで火をつけた。
その仕草が自然で、よく似合った。
「いえ、とんでもないです。ぼくのほうこそ急にお邪魔して申し訳なかったです。ぼく、そろそろ失礼しますから秀代叔母さんに宜しくお伝え下さい」
「えっ、ダメよ、ダメ、そんなのはダメだって。秀代も、もうすぐ帰ってくるから、今日はウチに泊まっていきなさい」
「えっ、そんなこと、急に申し訳ない」
「ぜんぜん申し訳なくないの、私はそうしてもらいたいの。俊介くんとゆっくり話したいの。だって10年ぶりくらいよ」
「ええ、そうですが」
「それが30分もしないで帰っちゃうなんて、そんなの私が……ううん、秀代だって同じ。私、怒られちゃうわ」
「秀代叔母さん、そんなに怖いひと?」
「怖いの、とくに最近、恋人とケンカ別れして機嫌が悪いから」
「だったら、余計にぼくは失礼します」
「冗談よ、別れて正解の男だったのよ。最初から俊介くんみたいなステキな男とつき合えばよかったのよ」
「はぁ…………」
「それにしても、あのときの寝小便タレがこんな色男に化けるとはねえ!」
「はっは、ぼくは寝小便タレでしたか」
「うん、一番可愛がられて、小さいころは甘えんぼうだったからね。私も、よく俊介くんのオムツを換えてあげたのよ」
すこし、おれも照れた表情になり、
「申し訳ないですけど覚えていません……」
「そりゃ、そうよねえ。俊介くんが1歳か2歳のころの話だもん。でも3、4歳のころのことは記憶にある……?」
「はあ……?」
「ほら、よく一緒におフロに入ってね、俊介くんの可愛らしいオチンチンもよく洗ってあげたんだけど」
いって香代は、そのときだけおれの顔をまっすぐ見つめた。
おれの胸がめずらしく熱くなった。
なにかザワザワ騒ぐものを感じ、おれは新鮮な驚きを感じていた。
そんな甘くきしむような感情のうねりは、トンと縁がなかったからだ。
すぐあとで帰宅する秀代にしてもそうだが、2人の叔母は〝味のある美女〟といえば近いだろうか。
香代は腕のたつ料理長その他の従業員の長であるばかりか、経営者として、また店のママとして手ごわい多くの客層を相手に生きぬいている。
独身主義でも同性愛者にも見えないが、これだけの美貌と才覚、また気品も人間味もセンスもある女、少なくない男たちとそれなりの愛の経験と歴史を持っているに違いない。
単なる肉欲とか愛欲の次元とはちょっと違った、でも女としての彼女の世界を全面的に所有、いやそこまでいかなくても、触れてみたいという衝撃をそのとき強く抱いたのである。
そして、おれに興味を覚えたらしい彼女も、妹ではなく自分が、おれを泊めたかったのである。
「ただいまあ、香代ちゃん、まだいたの……あら、お客さん? 遅れるわよお」
用心のためか、おれが玄関の内かぎを閉めるようにいわれたドアをカギで開けて入ってきた妹の秀代は、すぐ奥にある洗面所で手を洗うと居間に現れた。
これもあとで知るデザイン事務所の、秀代は女社長をしていた。
つまり叔母は2人とも、それぞれの会社を切り盛りする仕事人間なのだった。
2人の魅力を形成している要素は、そんなことも関係していたのだと思う。
「ね、秀代、俊介くんよ」
「ええっ、あの三男坊の……?」
といっておれの前に回りこみ、香代の隣りのソファに腰を降ろした秀代の紺のタイトスカートからつるつるのむき出しの両膝小僧が視界のすみに映っていた。
「あの、ごぶさたしています」
「本当にごぶさたねえ、10年ぶり?」
「そんなところです。今日は、ちょっとハプニングがあって、急におじゃましてすみません」
「なにいってんの、こんなハプニングは毎日でも大歓迎よ」
と、おれの顔を香代と同じくまじまじ見つめる。その目の中に、これもやはり香代に似て女の好奇心がチラチラ垣間見えた。
黒髪でセミロングの姉の香代はスラリと長身で和服がよく似合う。ひき比べてショートヘアーがすてきに魅力的な、小柄だが体育会系っぽいタイプの秀代は頭の回転が速い、現代的な印象の女だった。
意識的にか無意識的にか、メガネをはずした秀代は姉に劣らぬ相当の美形であった。
「帰るっていうから、私はダメだっていったの。せっかく10年ぶりに訪ねてきてくれて、それはないでしょうって」
「同感。今夜はうちに泊まりなさいな。ホテル予約してあるなら、いますぐ、ここからキャンセルしなさい」
「いやあ、叔母さんたち、2人とも実に行動的ですねえ。甘えさせてもらおうかなあ。でも、父に連絡しないと」
「いいって、そんな、なんとかコンプレックスみたいなことしなくて。でもさ、私たち、オバさんなのねえ」
2人の叔母が顔を見合わせて笑った。
「あ、いや、そんな意味じゃなく……」
「いいから。結論、今夜はうちに泊まり」

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マダムの浮気癖

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