爛熟マンコをあばきだされた妙齢婦人は
ＳＭ趣味の真二郎は就職先で美耶子というＭ妻を得るも、妻の妊娠を契機に二十歳の女子社員からパートのオバサンまでを軒並み愛奴に調教して…。
（告白者）
矢崎真二郎（仮名・43歳）
Ｓな性癖
携帯電話というものは心底、文明の利器だと思いますし、作った人には敬意を表しますが、うっかりミスをすると命取りになりかねません。
つい最近も、浮気が発覚しそうな局面に陥り、焦りまくりでした。
普段から小まめにメールの削除をしていても、時に仇になるんです。履歴がごっそり欠落しすぎ、かえって疑われてしまったわけで……。
「おかしいわねえ。請求書の記録と合わないし……」
「ほんとに誰ともメールしてない？」
「だから、してないって。いつまでたっても信用ないんだな、僕は」
「だって……」
「浮気なんて絶対してませんって」
妻の美耶子が信用しないのにはそれなりの理由がありました。僕には前歴があるんです、それも一度や二度ではなくて、それなりに……。
「ほんとにほんと。愛してるのは美耶子だけだって。その証拠にこんなにビンビンだし。ほら、握ってみろよ」
「なんでこんなときに勃っちゃうわけ？ いつもそうやってはぐらかすんだから、もう。……あ、あふ、ん……」
寝室での口論だったのがもっけの幸、愛の証としてチンコを勃てたんですが、言い訳しながらは至難の技。むろんコツがあって、この夜は先日の浮気の情景を回想していました。
相手は麻里という同じ店舗で働いている部下で、日頃は地味な制服で肢体を隠していますが、裸に剥くと縄の似合う躯なんですよ。
健康的な躯を縛って自由を奪い、締まった尻を革ベルトでブったときの悶えというかＭっぷりはＡＶ女優並みで、油汗にまみれて引き攣る尻を想い浮かべるだけで、妻をまえにしていてもムラムラせざるをえないんです。
妻の美耶子も根は淫乱で、僕のチンコを握らされ、はや眸が潤んでいます。
「どうだよ、カチカチだろ」
「……うん、かたい……」
「舐めたいって顔だな」
美耶子の頭のなかは、もうセックスのことで一杯のはずです。こくりと頷くと、ドコモの請求書のことも忘れ、チンコに唇をよせてくるんです。
「じゃあ、舐めさせてやるよ」
「ああ、い、いただきます……」
新婚当初から夫婦の営みはしっかり躾けてきただけあって、未だになんとか夫の威厳は保たれています。仮に男性優位の関係をつくっていなければ、婿養子の僕なんぞ、とっくに矢崎家を追いだされていることでしょう。
「……うぐうぐ、うぐ、うぶ……」
「ほら、口全体をマンコするんだよ」
「……んぶうぐ、んっぷんぐんぐ……」
跪かせるだけでも征服感はあるものの、ぶらさがっている乳房を揉んでやりながら掲げた双尻を片手で叩いてやると、美耶子はさらに燃えるんです。
「……んっぶ、んはう、ああっ、いいわっ、ぶって、もっと御仕置してっ」
「マンコ女のくせに注文が多いんだよっ。ぶってほしかったら、もっとケツ、ふれって。おらおらっ」
「んぶぶっ、うぷ、ああ、お尻ふりますわっ、んっは、こ、これでいい？」
チンコに喰いつきながら、でか尻をゆさゆさ振る姿はまさに牝犬ですが、尻が真っ赤になるまでスリッパで叩きあげ、何発かマンコをまともにブってやると、携帯履歴のことなどそっちのけで悶絶してくれるんですから、まったく可愛い妻です。
ぶたれて悦ぶ女になったのはむろん僕のせいですが、僕自身がＳＭに目覚めたのはボーイスカウトの結策が原因かなと睨んでいます。夢想のなかでクラスの美少女を裸にしては、ロープでぐるぐる巻きにしている少年でした。
高校に進むとＳＭ雑誌の立ち読みと万引が常習になり、ガールフレンドの手首をはじめて縛ったのは大学三年の冬でした。長野にスキーにいった夜、ペンションの一室で試してみたのです。
自分のこと、Ｓだと思う？ Ｍだと思う？ と訊ねれば、Ｓよ、と応えるちょっと天邪鬼な女子大生でした。ところが、嫌われないかと恐る恐る手首に紐をかけるとそれだけで頬を紅潮させ、パンティを脱がせればベットリ沁みが……。反応の鋭さは僕がたじろぐほどでした。
残念ながら就職すると、僕は埼玉、彼女は神奈川と離ればなれになり、五年後に出会ったのが家内の美耶子です。美耶子とは職場の先輩後輩の関係で、飲み会で口説き落とすと、案外まじめに愛を育み、ベッドでは少しずつＳＭの要素をとりいれ、僕の趣味に染めあげるよう秘かに努めました。
僕はＳＭ小説のご主人様のような卑劣漢ではありませんでしたし、過激すぎるプレイも苦手ですが、まったくのノーマルも退屈なんです。ただピストン運動なんて生殖のためだけな気がし、飽きるというか興醒めするんですね。
虐められて苦悶しながらも躯ははしたなく乱れる、そんな可憐さを若いころの僕は求めていて、美耶子はそれに応えてくれたわけです。
当時の美耶子は二十三のぴちぴちで、スタイルも麻里のように細身でした。大勢の祝福をうけて結ばれた僕たちですが、僕は美耶子のことだけを一生、愛しつづけることができると思いこんでいたんです。
しかし、自分のことはわからないもんですね。妻が妊娠してＳＭプレイを控えるようになった途端、僕の下腹の蟲が疼きだすではありませんか。
ちょっといい女がいれば、眸がそちらに泳いでしまって仕方ありません。
ちょうどそのころ、実家の母が亡くなったんです。前年に永らく寝たきりだった祖母がみまかり、ようやく介護から開放された矢先でした。
すこしはのんびりさせてもらうわ、と本人もばら色の計画を立てていたようです。僕もすこしばかりの親孝行をと思案していました。
でも体調が優れず、念のためにと受けた検査で癌とわかると、後はあまりにもあっけない末期で……。
母の死後、僕は秘かに人生観を変えました。やりたい事は我慢せず、やれるときにやろうと。つまり浮気の解禁でした。
相手は妻の元同僚で、僕の持ち場で働いていた塩川由紀という女性でした。癒し系の妻とは正反対の、今で云う肉食系ですが、妻とも仲良しではありました。
ただ、以前、由紀と僕にはあわや男女の関係にという時期があり、口説き方次第では、友達の旦那といえども落ちるのではという気がしていたんです。
友達と云っても由紀と妻は所詮、職場仲間で、友人の夫を寝取ることにエクスタシーを覚える女なんてわんさかいますしね……。
妻の友人を凌辱
久々だしと居酒屋に誘い、酔わせながら話題をシモネタにもっていこうと懸命でした。
「あと三ヶ月なんですってね。楽しみでしょ、矢崎さんも」
「まあね。でも、あっちはご無沙汰」
「それくらい我慢しなきゃ。それに、やり方次第でできるっていうけど」
「それがやらせてくれないんだよなあ。それどころか、ＡＦも厳禁なんだ」
「エーエフって？」
由紀の耳元に口を運ぶと、僕は囁きました。ＡＦってのはアナル・ファックってこと。美耶子のお気になのに、それさえやらしてくれないんだぜ、と。
「……え、アナル……」
戸惑う眸に嫌悪感はなく、ほんの一瞬、妖しく潤むのを僕は見逃しません。これは脈ありの証拠かも……。
「でも塩川君となら、全然違うプレイをやってみるだろうなあ」
「プレイだなんて、矢崎先輩たらエッチ……。でも、どんなことされるのかしら、あたし」
冗談ぽく受け答えしても、先ほどまでとはどこかトーンが違います。仄かにですが、言葉の端々にエロティックな響きが滲んでいるんです。
「僕なら絶対、塩川君の絶品ボディを麻縄で縛っちゃうな。そいで、お尻をペチペチって……」
「ヤダ、もう……」
「そういうの嫌い？」
「えー。嫌いってわけじゃないけど、やったことないんだもん」
「じゃあ、さわりだけ試してみるってのはどう？ 軽〜く縛るだけだし」
持ち上げながら居酒屋から連れだし、なにもしないからとラブホテルに入るまでは正念場だったものの、酒の力もあって展開はとんとん拍子でした。
着衣のままロープを掛けだすと、ワンピースがダメになっちゃう、と自ら脱いでくれたのですから、助かったのなんのって……。
さらに彼女の下着はかなりセクシーで、僕とただならぬ関係になることを予期していたかのような、光沢のあるシャンパンカラーのシルクで纏められているではありませんか。
ゴージャスな下着は女をぐっと格上げしますが、肌に張りつくスリップは躯の曲線を強調し、とてもショッピングセンターの店員には見えません。
「……あ、ああ、だめ、やっぱり羞かしい。……矢崎さん、キスしてっ……」
男の視線を遮るためにあえて男の唇を奪いにくる女がたまにいますが、由紀もその口でした。急に羞恥心が芽生えたのか、下着のうえからロープを掛け、さりげなく胸や尻に触れていると、すでに自由がききにくくなっている躯をあずけるようにしな垂れ、僕の唇に唇を重ねてきたんです。
立ったままで舌を吸いあい、ロープでくびられた乳房から背中、尻を愛撫し、腿のもっとも柔らかなところも、すっと撫であげます。すると甘い吐息とともに由紀は小さく震えだし……。
「……ああ、あ、あ、あはあ……」
「だめだめ、ちゃんと立ってなきゃ」
ともすれば腰砕けになりそうな彼女を引っ立て、僕は弛みのないよう着々と縄を掛けていきます。
「どんな気分？」
「……へんな気分。躯が締めつけられて、なんだか、キュンとしちゃう……。……あ、ああん、あ、ひ、ひ……」
股に縄をくぐらすと最後の仕上げでした。マンコの割れ目に縄を沿わせ、ギュウっと絞りあげてやるんです。
顔をのぞくと眉間にしわをよせ、切なげに開いた唇からは、んはあ、はうう、と甘ったるい吐息です。
パンティのなかはとっくに洪水のはずですが、僕は由紀を立たせたまま、尻を突きださせ、覚悟はいいね、と囁きました。
ああ、こわい、と由紀が喉を震わすや否や、僕は腕をふりあげます。
パシーンっ！ パシーンっ！
「あうっ、あうあっ……。ひいっ……」
手のひらで尻を連打し、その都度、股縄を引き絞ってやると、どくどくと溢れてくるものを堰きとめたいのか、太腿を擦りあわせ、よじっています。
「ああっ、もうだめっ、もうだめっ、あう、なんとかしてえっ……」
暫く尻叩きを繰り返すだけで、由紀は最早、骨抜きでした。
「なにが、もうだめなんだい？」
ブラのうえから乳房を揉みしだいてやっても、女の口からは、オマンコしたい、とは云いだせないのか、ああん、もうだめなのよお、と眸をうるうるさせて、もの欲しそうに僕を見つめるばかりです。
「由紀とは縛るだけって約束だったし、どうすりゃいいんだろ。こうかな？」
さらに股縄をくいくいと引っ張り、焦らしてやると、さすがに陥落でした。「ああ、いやあんっ、だ、抱いて、抱いてほしいのっ。お、お願い、エッチしてっ……」
抱いてと頼まれたからといって、ハイハイと二つ返事で望みを叶えてやっていては、可愛いマゾは育ちません。
数分後、僕は四つん這いで高々とマンコを掲げる由紀のうしろに陣取っていました。
「ほら、もっと尻をひろげて」
「……ああ、そんなに見ないで……」
両手で尻をひろげさせられ、あまりの羞恥に由紀は息も絶え絶えです。
「羞かしすぎるのも、いいもんだろ？」
「……ああ、感じちゃう……ああっ、ひあああ、ひああ……。……う、ひっ、ひいっ、んひいっ……」
濡れそぼって開花しているマンコを指で嬲ってやると花びらが嬉しそうによじれますが、僕は濡れたその指をアナルにずぶっと挿しこんだんです。
「おお、喰い締めてる、喰い締めてる」
「ひいっ、そ、そんなところ……」
「アナルも好きそうだねえ。穴のしわがキュッキュしてるよ」
「いやあ、お尻はだめえ、どこまで入ってるのお、いやあ、羞かしい……」
「こっちも触ってもらいたいんじゃないかな？ 真っ赤に腫れて、ぴょこんと顔だしてるし」
「ああ、ひああっ、ひあ、ひああっ」
アナルとクリトリスの二カ所責めですから、あられもなく悶えるのは無理もありません。同時におおきくひろげた股の割れ目からはたらたらと滴をこぼしています。
女のサガまるだしの痴態に日ごろの男勝りな由紀はなく、そんな姿を眺めている瞬間が僕の至福の時間なんです。
もちろん簡単には逝かせず、濡れた指をしゃぶらせると、僕は仁王立ちになりました。
「……うぶうっぷ、うっぷうぷ……」
そのころになると由紀もマゾ心に目覚め、指図しなくても進んでチンコに喰いついています。
「……んっぶうぶぶ、うぶんはっ」
跪きながら懸命にしゃぶっている彼女のマンコを足の指でいじってやると、もっといじってと云いたげに膝を割ってきます。
「自分でオナってもいいよ。でも、勝手に逝ったら赦さないからな。逝くまえに逝きますと云うんだよ」
チンコを咥えた顔でこくこくと頷くよりも早く、由紀はさっそく指先でクリトリスを震わせ、たちまち逝く寸前まで昇ってきました。
「んぶぶっぶ、い、逝きそうですっ」
僕はおもむろに腕をとりあげました。そして、ひとりで逝っちゃだめだからね、と云いふくめ、しゃがみこんでいた彼女を転がすと、四つん這いにさせたんです。
「じゃあ、いれてやるからな」
「ああ、おねがい……」
寸でのところで止められてしまい、もどかしさで躯をひくつかせますが、やっとオマンコにありつけると思ってか、盛りのついた牝猫のように尻をぐいっと反りあげています。
僕はチンコの先を濡れた花びらになすりつけます。それは由紀のマンコ汁をまぶしつけるためでした。
由紀も抱えた尻を割りながら、今や遅しと待ちかねています。
僕は狙いを定めました。そして、ぐいっと……。
「……んわっ、い、痛い痛いっ……。……ひ、ひい、そこ、違うっ。だ、だめ、んぎぎっ、ひい、抜いてえ……」
さっきは指二本まで呑みこんだ由紀のアナルも、確かにいきなりチンコを突きたてられてはたまらないでしょう。でも、これくらいの痛みは耐えてくれないと、とても性奴隷とは云えません。
いやあ、抜いてえ、と叫び請う声を無視して根元まで喰いこますと、僕は指を由紀の股間にくぐらせ、クリトリスを嬲りはじめました。
「あはあ、う、痛っ、んんん、ひあ、ひあ、痛たっ、ひあああ……」
お尻が裂けちゃう、うう、抜いてえ、と呻きつつもクリトリスの刺激には逆らえないのか、苦痛と悦楽の狭間で揺れ動き、混乱している様子です。
「……んあ？ あーっ、うわわっ」
繋がったまま四つん這いの躯をひっくり返され、アナルがねじれたのか、由紀は眸を白黒させていますが、彼女の手をクリトリスに導くと、すかさず指でぶるぶると震わせています。
「……ひあ、ひわわわ、はわはわ……」
そして片手で乳首も摘ませておいてチンコをだし入れしはじめると、彼女の眸はやがて焦点を喪い、口をぱくぱくさせながら断続的に逝きつづけたのでした。
由紀が激痛アナルファックに懲りて二度目がなかったかというと、そんなことはありません。アナルを許してしまったことで一気にしおらしくなり、すすんでＳＭの深みにはまってきたんです。
逢瀬のたびに首輪、手錠とすこしずつ裸体を飾るアイテムを増やしていくと、他の女もそうだったように、三月もたたないうちに黒革の首輪を装着するだけで濡れ喘ぐ女に変貌しました。
ただ、妖しいＭ女に育った由紀も世間には勝てず、僕との関係は二年半ほどで終わりを告げました。
埼玉の田舎娘ですから仕方ないのですが、親の薦める縁談を断りきれず、寿退社を選んだんです。
披露宴で僕と美耶子が仲良く祝辞を述べたのは、むろんですが……。
