友人の母親との秘密交際が相姦の起爆剤
あの女とエッチしちゃダメ!…母は病的にヒキつる顔で俺を怒鳴った。そして、熟れ気味の裸身を露わにして襲いかかり、自ら腰を振って悶え…。
(告白者)
飯田優(仮名・28歳)
悪行三昧の過去
母さんが俺を嫌っていることなんぞ、とうの昔に知っていた。問題児で近所の嫌われ者ならまだ救いがあったろうが、俺がしでかすのは犯罪すれすれのことばかりで、その内容も女の母さんには冷静に聞いていられないことのオンパレードだったろうと思う。
近所の女の子にイタズラまがいのことをした。隣り町の女子校の更衣室を覗いた。下着を盗んだ等々、どれも聞くのも恐ろしい異常行動と受け止めていたとみえて、説教する以前に薄気味悪そうな顔で俺を避けるというのが母のスタンスになっていた。ちょうど俺が中学に上がった頃から、そんな感じだった。
いつだったか「私じゃなくて、父さんの血を受け継いだのよ」などと恐ろしげな目で言われたことがあった。言われてみれば、そうかもしれないと俺も妙に納得したりした。
顔も体格も父に似ていたし、酒飲みがために何度も失敗を繰り返していた父と、別の意味で似ていたろうよ。まあ、父は暴力沙汰や金銭トラブルがメインなんだが、俺は性的な問題ということで。
学校でも気味悪がられて、親友なんぞいなかった。不良少年という範疇じゃなくて、読んで字の如くの問題児というヤツなんだが、その頃の俺はまるで自覚がなかった。いや、本当に、自分がおかしなことをしているとは思ってもいなかったから、周囲の冷たい視線を逆恨みすることになり、その筆頭が母さんだったりした。
母さんに関しては、本当に俺を忌み嫌っていたから、こっちとしても正当な怒りだったろうと思っていたっけ。
父を嫌い、息子を嫌い、下の妹の将来だけに希望を託してた感アリで、パートの収入を妹の習い事や塾にすべてつぎ込み、長男の俺には目もくれやしなかった。
まあ、それでも、俺としては、お説教をもらうより、そのほうが嬉しかった。小学生の高学年の頃から始まった秘密の趣味を、誰に邪魔されることなく楽しめたのは母さんに避けられていたからで、父なんぞははなから家庭内のことに関心がなかった。個人でダンプを買って請負の運転手をしていたので、現場が遠いと週に一度帰宅するかどうかという父だ。
短大を卒業したという母さんとトラックの運ちゃんの父がどうして結婚したのかと疑問に思ったものだが、間違いなく言えるのは、母さんにとって、これは失敗した結婚で、妹への溺愛レベルの愛情はその現実逃避のおまじない的なものだったということだ。
そんななか、俺は学校から帰宅すると、すぐに自転車に乗って家を出る。近所のアパートや会社の女子寮のあたりを徘徊して、こっそり覗き行為を愉しんだ。夏の夕暮れ時なんぞは、ちょうど奥さんがシャワーを浴びてたりして、家の裏手に忍び込んでスリルと興奮を右手の運動をしつつ味わったものだった。
住宅街って感じとは違う、人の出入りが少ない中途半端な田舎町で、どの家も古くから住んでいる人ばかりだったから、悪い噂はすぐに広がる。都会だったら即通報されているところでも、そこだけは不思議とおおらかで、悪さをしても噂話で止まった。
当然だが、俺はその噂話の最高のネタになっていたわけで、あそこの長男は覗き趣味があるから気をつけろ…、という調子に中学生にして地区の有名人になっていた。だいたいにおいて、田舎町というのはそういう場所なのだ。
学校で唯一言葉を交わす相手という感じのクラスメイトも、俺の素行を知っていて、たまに「写真とか撮るの?」などと興味深げに、いや、かなり自分もそんなことしたいんだという目で、そっと聞いてきたりした。
彼の父は地元では名の通った人だった。タクシーと観光バス会社を経営する名士というヤツで、ダンプの運ちゃんの息子の俺とは正反対の家庭環境で育ってきたはずだったのだが、これがやたらと陰気クサイお坊ちゃまで、俺の悪評に憧れている感があった。べつに俺のような少年に憧れているんではなく、つまりヤッてることに好奇心を刺激されたというクチだろうか。なにせ中学3年生の複雑な時期で、受験やなんやとストレスが溜まることも多い年代だ。
俺の覗き自慢を聞いて、詳しく話してくれと家に招かれたのが夏休みに入る少し前の時期だったと思う。やたらと暑かったことしか記憶にない。そこで彼のお母さんと知り合った。知り合ったなんて、ちょっとおかしな言い方だが、そういう関係になったから、そう言ったまでのことだ。
結論から言えば、俺は彼の母親と肉体関係に陥り、そのきっかけも、「覗きの仕方を教えてやる」と調子にのって彼の美人ママの入浴シーンを家の外から覗いて見せたことだった。結果、それが発覚して、俺は彼女にお説教を喰らうことになった。社長夫人らしく、若々しく、美しい人だった。
ただ、とてもおおらかな雰囲気を持った人で、友達のお母さんというよりは、優しい学校の女教師という感じに俺の覗き行為を笑顔で叱ってくれた。きっと裕福な社長夫人という身分から醸し出されるおおらかさではなかろうかと俺もガキながらに関心したものだ。
「そう、あの子も共犯者だったのね。まったく思春期なのね。まあいいわ、あの子もそんなことに関心を持つようになったなんて、ちょっと安心したわ」
どうも面白がっているようで、ほとんどお説教じゃなかった。俺はバスローブで濡れた体を隠して広い脱衣所の鏡台の前に座っている美しい熟女に、ジーンズの前が膨らんでくるのを押さえられなかった。
それに気付いていたのかどうか、事情聴取の後、鏡台の引き出しから摘み出したカギを渡された。駅前のマンションのカギだった。
「701号室だから、夜はそっちにいるから、遊びにいらっしゃい」
電話番号まで教えられて、俺はポカンとして頷いた。彼女は俺が噂の問題児と知っていて部屋に招いた。目的は俺にも想像がついた。
童貞を捨てて
その夜、マンションの部屋で待っていたのは、美しく化粧をした妖艶な熟女だった。彼女は子供をからかうような微笑ではなから見せつけるつもりで着たのだろう薄いドレスを、首の後ろの結び目をほどくと、はらりと足下に落とした。一枚の布切れになったドレスの下から、ぎりぎりで覗けなかったヌード姿があらわれた。ボリューム満点の白人女のようなラインだった。
ガキだった俺はすっかり大人の女の曲線に魅了されてしまい、視線を外すことも忘れてうっとりと見つめてしまった。母と同じくらいの年齢だったろうが、その全裸姿はやたらと若々しく、崩れたところがなかった。
妖艶なしのび笑いを立ててせまってくる全裸美女に押し倒されて、その場でジーンズを下げられた。ギンギンに勃起していたチ○ポをいきなりフェラで責められ、俺は数秒で発射していた。
マンションは彼女が遊び場に借りていたらしくて、つまり男遊びを愉しむためのヤリ部屋らしかった。俺は毎日のようにそこに通った。ほとんど一方的に体を愛撫され、オモチャにされるだけの関係だったが、はなからハメた経験もない童貞少年には、それだけで十分に嬉しい事件だった。
「まさるクンは、SEXしたことあるの?」
「いえ、僕はまだ……」
「そうでしょうね、じゃあ、オバサンが教えてあげましょうか?」
とうていオバサンに見えない友人の母にそんなふうに意味深な笑みを向けられれば、後先も考えずに即答でうなずいたのはいうまでもないだろう。
長くグラマラスな両脚が180度に開き、赤黒く濡れた肉の裂け目がぱっくりと小さな穴まで見せて広がり、俺はそこに吸い寄せられるようにチ○ポを押し付けていった。事細かに挿入の手順を教えてくれて、興奮して取り乱しそうになる俺を、彼女は可笑しそうに忍び笑うのだ。からかわれ、オモチャにされていることなど、ただ目の前の女の生肉に魅入られていた俺にはどうでもいいことで、とにかくSEXすることしか頭になかった。彼女のペットになることを喜んで受け入れ、マンションに通い詰めた。
それが母さんとの関係の発端になったのだから、皮肉というかなんというか、である。
母より若いと思っていた彼女は、実は母の短大時代の友人で、生活のギャップのために毛嫌いしていた相手だったことを母から教えられた日、俺は親子の一線を越えてしまった。
いや、母さんのほうから、挑発してきて、押し倒してきたわけで、俺はまるでそんな行為を求めてはいなかった。
「駅前のマンションで何してるか、母さん知ってるのよ。あの人、誰だか知ってるの!?」
「山崎のお母さんだよ、そんなこと、知ってるさ」
襟首を掴んだ母さんが、卒倒しそうな顔で震えていたから、ただごとではないと俺も察知した。ひっぱたかれるか泣きわめくかのどちらかと予期したのだが、母さんが抱き付き、強姦でもするような勢いで俺に馬乗りになってきたのだがら、こっちは頭の中が真っ白になって、何が起きたのかもわからなかった。
「あの女と汚らしいことをしたのね、なんて子なのっ」
涙混じりの声で怒鳴り散らして、俺のズボンを引き下げたかと思うと、チ○ポをタマタマの袋ごと鷲掴んでこれでもかと揉み込んでくるから、俺も悲鳴が出てしまった。
俺を毛嫌いしていた母さんが、そのいちばん醜くて薄汚い一部をせっかんするのとは違う手つきで責めてくるのだ。荒々しいのは母さんの気持的なたかぶりのあらわれだったろうが、その手つきは確かに愛撫だった。
「あの女とこういうことしたんでしょ。正直に言いなさいよ。もうお母さんの目の届かないところでおかしなことするのはやめてっ」
すがるような、訴えるような、痛切な響きの叫びが、俺をパニックに陥れ、ただ肉体的な刺激だけが揉み込まれる地点からゾクゾクと増大していった。
母さんも常軌を逸していたが、こっちも似たようなもので、なにが起きたのかもわからないうちにチ○ポがギンギンに勃起して、それを握った母さんの手がアノ動きを見せ始めたとき、なにをされるのかとやっと自覚したくらいだった。