「ウウッ…ハアッ」
 「タミイ、気持ちいい?」
 「ハア、ハア、いいよ…」
 「ウグッ…これはどう?」
 「ウハァッ…」
 友麻はチンポの裏スジをペロペロと舐めてくれるのです。
 僕はガマンできなくなり、友麻を僕の下に組み敷きました。
 「あれえ、タミイ興奮しちゃったぁ?」
 「当たり前だろ。俺だって男だぞ」
 「そうだよね、じゃあエッチしよ」
 「でも、このクルマの中じゃせまいな」
 「こうすればいいよ」
 友麻はBMWのルーフオープンのスイッチを押しました。
 ウイイーン、と静かなモーター音がして、BMWの屋根がオープンになりました。
 まだ3月の終わりだったのでちょっと肌寒いのですが、外でヤルのと同じような環境で、僕は猛烈に興奮しました。
 「ヤダッ、そんなに焦らないの」
 友麻の服をはぎ取るように脱がせた僕を、彼女はたしなめます。
 「ゴメン、だって友麻が可愛いから」
 「そう言ってくれると嬉しい!」
 友麻は、自分で服を脱いでいきました。
 友麻がパンティに手をかけたとき、僕は喉をゴクリと鳴らしました。
 そして、陰毛の薄い恥丘が露わになりました。
 僕はそのときも童貞で、それからどうすればいいのかよく分かりません。
 「ねえ、友麻、俺どうすればいいの?」
 「えっ? ひょっとしてタミイは童貞?」
 「うん、恥ずかしながら…」
 「やったあ!」
 友麻は僕が童貞なのを知って大喜びです。
 「じゃあね、ココをさわって」
 友麻は僕の手を彼女の股間に導きました。
 そして、僕の指を割れ目の間の小さな突起に触れさせました。
 「これがクリトリスよ。男のコのオチンチンみたいなもんだから、すっごく感じるの」
 僕は夢中で指を動かしました。
 「アハアァン、イイッ…」
 友麻のオマンコからは、愛液がジュブジュブと溢れ出してきました。
 「友麻、ヌルヌルだよ」
 「女のコは気持いいとそうなるの…フハァン…もっとぉ!」
 僕は夢中でクリトリスを愛撫し、同時に友麻の小振りな乳房にむしゃぶりついています。
 「友麻のオッパイ、可愛いよ」
 「ちっちゃいから恥ずかしい」
 「そんなことないよ。柔らかくって、最高だよ」
 実際、友麻のオッパイは柔らかくて、すごく繊細な感じ。肌もすべすべなんです。
 「ねえ、もう入れたい?」
 友麻がとろけるような声で囁きます。
 僕がコクリと頷くと、彼女は僕の上に乗り、チンポを膣へと導きました。
 「ウウッ、これがオマンコか」
 「そう…ハアッ…どう?」
 「ハアアッ…良く分かんないけど…むちゃくちゃ締まる感じ…それに、温かいよ」
 「ウフウン…アタシがタミイのこと愛してるから温かいんだよ」
 「アアッ、友麻…」
 「フハァアン…タミイ!」
 友麻は僕の上で、激しく腰を動かし始めました。
 下から見上げていると、友麻の白い身体が夜空に浮かんでいるかのようです。
 「友麻、ダメだ…もうイッちゃいそう」
 「イイよ、タミイ…でも中に出しちゃダメだよ」
 そう言った友麻は、膣からチンポを引き抜き、パクリと口に咥えました。
 「ウウッ…出るウッ!」
 ドクドクッと、僕は白い液を彼女の口の中に放出しました。
 「フグウッ…いっぱい出たね…ングッ…」
 僕の精液を、彼女は美味しそうに全部飲み干してくれました。
イトコはS系
それからというもの、週に2日は友麻と会う関係になりました。
 友麻は経験豊富で、セックスを僕に教え込んでくれます。
 それだけでなく、ちょっと彼女にはSっ気があるみたいなんです。
 ある日、友麻が夜中に突然、僕のアパートにやってきました。
 友麻はなんだかろれつがまわっていなくて、ちょっと酔っているみたいでした。
 入れよ、と僕が言ったのにも関わらず、友麻は玄関でユラユラしながら立っています。
 「どうしたの?」
 「タミイ、私のパンプスを脱がしなさい」
 なぜか命令形です。
 「しょうがないなあ。この酔っぱらいは」
 僕はひざまずいて、友麻のパンプスを脱がせました。
 「足をお舐めなさい」
 「えっ?」
 僕は面食らいましたが、友麻には惚れているので逆らえません。
 恐る恐る、友麻の足に舌を伸ばし、ペロリと舐めました。
 「そんなんじゃないよ。もっと、足の指を一本一本、ていねいに舐めなさい」
 「ああ…分かったよ」
 「分かりました、でしょ?」
 「ハイ、分かりました」
 そもそも、普通にセックスするときでも友麻はリード役です。
 僕は友麻の言いなりになり、彼女の足を、小指から順番に丹念に舐めていきました。体臭と香水の入り交じった、なんともいえない臭いで興奮してしまい、舐めながら下半身は段々と勃起していました。
 「そう、じょうずよ。アンッ…そこもっとていねいに…指の間も舐めなさい」
 「分かりました、友麻さま」
 「フフッ…可愛いわね」
 「友麻さまの足、おいしいです」
 僕が友麻に調子を合わせると、彼女は調子に乗ってきたみたいです。
 ミニスカートを履いていた友麻は、パンティを脱ぎ捨てました。
 「さあ、私のオマンコを舐めるのよ」
 彼女は足を肩幅に開き、仁王立ちになっています。僕はひざまずきながら、オマンコをペロペロと犬のように舐めています。
 「ウハァァン…オフウッ…イイッ!タミイ、すごくイイよ!」
 「ありがとうございます友麻さま」
 「タミイ、私のオマンコに入れたい?」
 「入れたいです!」
 「入れていいわよ」
 友麻はスカートを履いたまま四つん這いになり、人差し指と中指でオマンコをぱっくりと開きました。
 「おおっ、入れるぞっ!」
 「入れさせていただきますでしょ」
 「すみません、入れさせていただきます…ウウッ…」
 「アッ、あーっ、イイわっ!」
 「ハア、僕も気持ちいいです友麻さま」
 「もっと、激しく突きなさい」
 「ハアッ、ハアッ、こうですか」
 「そうよ…ウーッ、ウーッ、最高…」
 「もっと、もっとよ!」
 「こうですか…ハッ…ハッ…」
 「ハアァン…ハアアッ! そうよ! アアッ、そこっ!」
 僕たちは猛獣のようにからみ合いました。
 僕が後ろから犯している形なのですが、友麻はパンパンとお尻を振り、なぜか僕が犯されている感じがします。
 「タミイ、気持ちいい、どう?」
 「すごく、いいです友麻さま」
 「アハッ、うはぁーん」
 「ウウウッ、締まるうっ!」
 僕は絶頂を迎えました。
 「イ、イクッ、イキそう……」
 「ダ、ダメ、中に出しちゃ…外に、外に出してッ……」
 「ああっ……で、出る、もう我慢できないよ!」
 精子をどこにも出すところがないので、友麻の履いたままのスカートの上に放出しました。
 スカートを精子で穢すのは、何とも言えない快感でした。
 友麻はソフトSM路線が気に入ったようで、その後のセックスは彼女が女王様、僕が奴隷という位置付けです。
 でも、僕はそれで満足です。彼女のすべてが好きなんですから。
 イトコ同士の恋愛はおかしいのでしょうか。僕は別にそうは思いません。それこそ、法的には結婚することだってできるのですから。
 でも、この間の正月、大阪の本家に親戚一同が集まったときは、変な気持になりました。
 僕と友麻の両親は、僕たちが付き合っていることは知りません。
 今までどおり、歳の近いイトコ同士は仲良しです。その中でも特に、僕と友麻の仲がいいのは、端から見ても分かってしまったでしょうね。
 まあ、同じ大学に通っていることですし、仲がいいのは当然、くらいに思っているみたいです。
 そういう親や親戚たちの知らないところで、いつもディープなセックスをしていると考えると、なんとも変な気持ちになったのです。
 でも、友麻とはもう何があっても離れられません。
 今のところ、完全にM男の僕ですが、いつか僕がS役にまわり、友麻を征服してやろう、とたくらんでいます。









