離婚者同士の従妹と夫婦同然の性生活を(その2)

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離婚者同士の従妹と夫婦同然の性生活を(その1)

つなげたままお願いッ

一緒にフロに入っているときだった。
夏でもおれたち2人は、とくに週末は浴槽にぬるめの湯をいっぱいにして漬かっていた。
シャワーではやっぱりゆったりとはリラックスできない気がしたからだ。
おれが先に身体を洗い、洗い終える頃に志乃が全裸で入ってくる。入ってきた志乃が肩から湯をかけ、少しだけ日焼けしてビキニの水着のあとが焼け残った白い尻や乳房や、そして陰部を洗い終えるのを見ていたときだった。
「志乃……」
「なあに……浩一」
「見てくれ」
立ち上がってシャワーの湯を全身にかけ、シャボンを流しながら志乃はおれのほうを見た。
「あらら、もう勃っちゃってる」
「たまには風呂の中でしてみない」
「浩一がそうしたいのなら」
「そうしたい。でも、志乃がしたくなければ我慢する」
「好きよ、浩一。ううん、浩一がしたいときは、したくなくても私はしたくなるの、なりたいの」
ちょっと真剣な目を向けてから湯船に片足から入ってきた。
バスタブのへりをそっとまたいだとき、シャワーの湯ではなく薄紅色の志乃の二枚の花弁がじわりと濡れてかすかに震えている気がした。
「おれも、そうさ。夜中、おれが寝てるとき、志乃がときどきおれのパンツの中に手を入れたり……しゃぶったりしてるときもあるだろ」
「いやあねえ、知ってたの?」
ポッと顔を赤らめながら志乃が上体を湯に沈めると、つれて湯がバスタブの中でふくれ上がり、ザザザーッという、どこか淫猥なひびきを伴ってこぼれた。
湯の中ではちきれんばかりに怒張してしまったおれの砲身を片手で掴み、握り締め、そのまま甘くしごきながら、
「だって、私は浩一のこれにゾッコンなのだもの、私に本当の女の歓びを教えてくれた……」
「志乃のマンチョコだって同じさ」
「いわないでったら……あんッあんッ」
お互い向き合って浴槽に漬かりながら相手の陰部を手でまさぐり、案の定、べちょべちょに濡れている秘唇の内部の好色なヒダのざわめきに、おれはますます愚息をいきりたたせていた。
「いい、ああ、そうやって志乃のスベスベした手でしごかれるとウットリしたくなるよ」
「でも、でもね……は、羞ずかしい」
「いえよ、いってよ、どうしたのさ」
「手や口で浩一を夜中にアレしてるだけじゃないよ」
「えっ、まさか……」
「そのまさか、よ。3回くらいあるわ。疲れたのと、酔っぱらってたとき。どんなに揺すり起こしても起きてくれなくて……でも我慢できなくて……」
そういって志乃は、いいながら発情してしまったようだ、ウシロ向きになるとおれに体重を預けてきた。
ちょっと腰を浮かし、片手で自分の秘部を左右に広げると、もう一方のおれのムスコを掴んでいた手で亀頭先端部をワレメにあてがい、
「ああッ、そう、そうなの、我慢して眠ろうとするけど眠れなくて……うっうっ、ああ……入ってる、入っ……たあ……だから、浩一からパジャマズボンとパンツだけ脱がせ、私が横になって……いッ」
ちょっとお互いその気になっただけで前戯の手間もいらず2人は、一方がたちまちボッキすれば、他方はハチミツでも塗りたくったみたいにすぐにでも洪水になる。
「いい、気持ちがいい、好き、好きよ、浩一、ね、ゆっくり突いて……そうッ」
道具は使いこなせば使いこなすほど味が出るというが、おれと志乃にこの格言はぴったしだった。
しかし、もっと本質的には、おれと彼女が同じ苦しみを共有できる、それも、相手の痛みを自分のものとして共有できる関係だということと、まったくの他人なんかではないということだと思う。
「志乃、中がヒイヒイしてる、な、ここでなくベッドに行ってちゃんとしよう」
「ええ、でも、離れちゃいや、このままつなげたままベッドに行きたいの」
そう甘えたように志乃にいわれたときおれはいとおしくていとおしくて、彼女が従妹だってことも忘れそうになった。

マダムの浮気癖

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