そうです、小生は感じていました。
例の「眠れる美女」は、あくまでも爽やかなエロスです。
老人は眠る美女を前にして、若かりし頃の性交の記憶を蘇らせます。
しかし、小生は記憶上の性交ではなく、まさに今、若い女性にイチモツを握られているのです。
しかも、実の孫に。
「ねえ、おじいちゃん」
「うん、なんだい?」
「ちゃんと、白いの出るかなあ?」
「ウウム…それはちょっと無理かも知れんなあ」
さすがにこの歳ではもう射精はできないんじゃないか、そう思いました。
「おじいちゃんが出せるように、もっと感じさせてあげる!」
そう言うと、なんと加奈子は、小生のイチモツを口に含んだではありませんか。
「ウオオッ! 加奈子、なんてことを!」
「いいの…ウググッ…私に任せて…ウグッ…」
加奈子は小生のイチモツを咥えながら、モゴモゴとした声でそんなことを言うのです。
もともと、目の中に入れても痛くないほどの可愛い孫でしたが、このときは、天使ではないかと思いました。
ひょっとすると、小生は近いうちにお迎えが来るのではないか。
あるいは、小生はもうボケてしまっており、今は白昼夢を見ているのではないのか…。そう不安になったほどです。
ですが、小生の目の前にあるのはまごうことなき現実です。
孫が、孫が、小生のイチモツを口に咥えている…。
小生の可愛い加奈子が…。
そう思うと、小生の頭の中はしびれてきました。
「ングッ…ングッ…おじいちゃんのオチンチン…元気いいよう」
「ムハッ、ムハッ…なんていい気持ちなんだ」
「おじいちゃん、フェラチオされるの初めてなの? …ウングッ…」
「そうだ。こんなの初めてだ」
そうです。小生にはイチモツを舐められる、という経験はそれまでなかったのです。
今の若い女性は平気なんでしょうが、小生と同世代の女性には、そんな破廉恥な行為をする女性はいなかったのです。
小生の嫁、つまり加奈子の祖母が嫁に来たときも、始めは着衣のままでの性交を求めたほどでした。
それだけ、昔は女性に慎ましさがあったとも言え、性交を楽しむという発想に欠けていたとも言えます。
加奈子の舌使いが激しくなってきました。
ジュプッ、ジュププッという卑猥な音を立て、加奈子はイチモツを舐め回すのです。
「ウウウッ…加奈子…イキそうだ!」
「アアッ、おじいちゃん…なんか出てきたアッ!ンングウッ…」
「オオッ、出たあ!」
小生は、加奈子の口の中に放出してしまいました。
「ングッ…ゴホッ…」
「加奈子、大丈夫か」
「ウンッ…」
加奈子は傍らにあったティッシュを取りだし、小生の精子を吐き出しました。
「うわっ、いっぱい出てるね!」
「本当だ。ワシにもまだこれだけ残っていたか」
「すごいよおじいちゃん。若い男のコと変わらないよ」
たぶん、お世辞だと思いますが、小生は有頂天になりました。
孫のために少しでも役に立てたのなら、こんなにいいことはありません。
小生も、久方ぶりに快感を味わうことができましたし。
唯一の夢は腹上死
演劇の研究のために小生が男であるかどうかを見極めたい、というのは、加奈子の作り話だったのかも知れません。
というのは、研究のためだけなら一度試せば十分でしょう。
しかし、加奈子はその後老人ホームに遊びに来るとき、いつも小生のイチモツを舐めてくれるようになったからです。
どうやら、孫は小生が家から追い出されたと思っており、小生に同情をしてくれているようでした。
せめて身体でなぐさめてあげよう、そう思っていたに違いありません。
そういう優しい孫なんです。
小生の方は、せっかく加奈子が舐めてくれているというのに、果てることができたり、できなかったり。
果てられなかったときは、加奈子に申し訳ない気持になります。
そのときも、いくら加奈子が舐めてくれても、小生は果てることができずにいました。
「加奈子や。もういいぞ。今日は駄目みたいだから」
「うーん、刺激が足りなくなってきたのかなあ」
「いや、この年寄りには十分な刺激だぞ」
「これでもダメ?」
加奈子は、おもむろに洋服を脱ぎ、胸を露わにしたのです。
大きくも小さくもない、形の良い乳房がさらけ出されました。
その乳房の先には、桃色の乳首が花びらのように付いています。
「ねえ、今度はおじいちゃんが舐めて」
「ウム、よしよし」
小生は幼児のように、あるいは惚けた老人らしく、と言った方が正確かも知れませんが、孫の乳首にむしゃぶりつきました。
「アアッ…おじいちゃん…上手よ…」
小生が乳首を舐めると、加奈子はピクリピクリと反応します。
「下も見せてあげるね」
孫はジーパンを脱ぎました。
若く、神々しい秘所が、小生の前にさらけ出されました。
すると、それまでそれほど元気のなかった小生のイチモツが、天を突くかのように上を向いたのです。
「おじいちゃん、すっごおい!」
「加奈子の裸を見て、立たないヤツは男じゃない」
「おじいちゃんは立派なオトコよ」
加奈子は小生に抱きつき、接吻をしてくれました。
小生はたまらず、畳の上に加奈子を押し倒しました。
「おじいちゃん、私とシタいの?」
「ああ、したい」
「じゃあ、ちょっと待って」
「うん?もう待てんぞ」
「ダメッ、あせらないの」
加奈子はそう私をたしなめ、押し入れから布団を出し、畳に敷いてくれました。
孫が、小生と性交するために布団を敷いている…。
小生は日本一幸せな老人ではないだろうか。本気でそう思いました。
「おじいちゃん、来て!」
布団を敷き終えた孫は、小生を手招きしました。
小生は呼吸を整え、加奈子の膣にイチモツを差し入れました。
「ハァァン…おっきい…」
「ウハッ、加奈子の中は温かいのう」
「おじいちゃん、動くの大変だろうから私が動いてあげる」
孫は激しく腰を振り出しました。
女性が腰を振る、という経験も小生は未体験だったため、驚きました。
しかし、その気持ちいいことといったらありません。
「ウオォウ…ウウッ…」
「あはっ、あはっ…」
小生と孫は、あられもない声を出して交わいました。
「おじいちゃん、中に出してもイイよ」
「よし、中に出すぞう」
「ムハッ…感じるぅ…早く、あったかいのちょうだい!」
「オウ、オオッ…」
ドクッ、と音がしたわけではありませんが、頭の中でそう聞こえるほどの快感の中で、小生は孫の膣内で果てたのです。
「あ〜、オマンコの中が満たされてルウ〜」
孫も小生と同時に果てました。
小生と孫は、性交の相性がよいようです。こんなのも、遺伝と関係があるのでしょうか。
とにかく、私の余生はもう加奈子なしでは考えられません。
できれば孫の上で腹上死したい。それが今の小生の唯一の夢です。