母から逃げ出したい!
「どうしてこんなにチンチン大きくしているのよ。あんた、オンナ男のくせに恥ずかしくないの!」
両手首をスカーフで縛られ、肉棒を勃起させて蒲団に横たわっている私は、母の奴隷、いえ、完全な性具。
イヤでイヤで仕方がないのに、後ろに回した両手首をスカーフで縛られたら、私の肉棒が少しずつ変化して行った。そして目隠しされたら、益々膨張し、お腹に付くほど勃起してしまったのです。母は私の口の中に足の指を突っ込んできました。私は舐めました。
「いい子ね。ごほうびを上げる。さあ、お舐め。あんた、ここ好きでしょ。でも上手に舐めないとお仕置きするわよ。さあ、好きなだけ舐めなさい」
母はパンティを脱いで、目隠ししたままの私の顔の上に腰掛けました。
「ウグ〜ッ、ウップ〜ッ!」
私は呻き声を漏らしたけど、肉棒の先っぽはヌルヌルでした。
「もうエッチ汁が出てきたわよ。苦しいことされてるのに、こんなにエッチ汁を出すなんて……ホント、どうしようもない子ね。オンナ男のくせに」
私は何を言われても逆らうことが出来ません。
必死でクンニを続けるしかないのです。やがて母の局部からもジュクジュクと熱い蜜を流し始めました。
「上達したじゃない。おま○この入り口は舌を尖らせて円を描くように……そう、そうよ。上手じゃない。クリトリスは皮をむくように下から舐め上げるのよ」
目隠ししたままの私の顔の上に跨っての騎乗位クンニ。母が濡れまくったのは当然だけど、私の肉棒はフェラされてもいないのに勃起しまくり。指で弾かれただけで、射精しそうになってしまいました。
「お母さん、ダメです。出ちゃう、出ちゃうって!」
そう叫んで、大量発射。
「ホント、あんたは悪い子ね。私、まだイッてないのよ。じゃ、あんたの指でイカせてもらおうかしら」
母はそう言い、私の指を膣穴に挿入しました。指マンしているうちに、私の肉棒は再び膨張しました。
「オンナ男のくせに、あんたってホントに元気ね。あんたの父親とは大違い」
指マンの後、母は私の手首を縛り、肉棒の根元もヒモでグルグル巻きにしました。
「これ、なんでこんなに固いのよ。ちょっと前に白いものをいっぱい出したのに、なんでこんなに固いのよ」
母は爪の先で亀頭を弾きました。
「ううッ、痛いよ」
私は身をよじって苦痛を訴えました。しかし、母は容赦しませんでした。私の頭を両手でつかんで局部にゴリゴリこすりつけ、さらに肉棒をしごきながらアナルに指を挿入してくるのです。
「い、痛いよ!」
「ウソ。ホントは気持ちいいくせに。今更、カマトトぶってどうするのよ。あんたはアナルも感じるオンナ男なのよ。気持ちいいんでしょ。正直に答えなさい!」
「き、気持ちいいです」
母は根元に巻き付けたヒモを解いて、肉棒を膣穴に押し付けました。
「あんた、私のおま○こに入れたいんでしょ?」
「入れたいです」
入れたくない。そう思っても、本音を言うことは出来ませんでした。本当は入れたくない、なんて言ったら、激しく折檻されるに決まっているからです。
「あんたって、ホント、好き者ね。中学生のくせに、毎日のようにセックスしまくって、大人になったら、どうなっちゃうのよ」
母は勝手なことを言いながら、私の肉棒を受け止めると、いつものように腰を振り立て、何度も何度も絶頂感を貪るのです。
中学生のくせに毎日セックスしまくって……確かに、私と母はほとんど毎日セックスしていました。しかし、前述したように、私はそうしたかったわけではありません。母が求めてくるので、拒否することが出来なかったのです。
中学を卒業した時、私は母から逃げ出すことを試みました。
「お母さん、僕、高校へは行かない。就職して1人で暮らすよ。探さないでね。さようなら」
と置き手紙をして家出したのです。
お前は私の所有物よ!
家出したものの、私は3日で家に戻りました。志望校へ合格していたので、その未練を断ち切れなかったからです。
折檻されることを覚悟で家に戻ったのですが、意外にも母は笑顔で迎えてくれました。しかし、言うことは辛辣でした。
「あんたが1人で生きていけるわけないじゃない。あんたは私がいないと生きていけなのよ。それに私以外の女とはセックス出来ないんだから」
母はニンマリと笑い、ズボンの上から肉棒を掴んだのです。私は不覚にも勃起してしまいました。
「ほらね。たったこれだけのことで立ってるじゃない。チンチンの先っぽ、ヌルヌルなんだろ。私のおま○こを舐めたくて仕方ないんだろ」
図星でした。私は母とのセックスを嫌悪しながら、反面、母とのセックスを切望していたのです。なにしろ、中学時代、3日もセックスしなかったことは一度もないから、3日、家出しただけで、母の身体が恋しくて恋しくて仕方なくなってしまったのです。高校への未練もありましたが、それ以上に母の身体を忘れることが出来なかったのです。
「この3日間、私のことを思い浮かべてオナニーしてた?」
「うん……」
「うんじゃないでしょ」
「はい……」
「私のおま○こに入れてるのを想い浮かべながら、チンチン、しごいてたんだ」
「は、はい……」
「精子も出したの?」
「はい……」
「勿体ないこと、するのね。ホント、あんたはバカなんだから」
「今からお母さんとしたい?」
「はい、したいです」
「ダメ。今日はダメ。明日まで我慢しなさい」
母が焦らしているのはミエミエでした。私以上に母の方がやりたいくせに、母はわざと私を焦らしにかかったのです。
「焦らすのは止めてよ。どうしてもやりたいんだ」
「何よ、その言い方は。あんた、私に向かって、そんな口をきける立場なの」
「お母さん、許して下さい。もう逆らったりしないから、セックスさせて下さい」
哀願すると、母は淫靡な笑みを浮かべ、私を裸にしました。それからアナルにローターを挿入したのです。
「お前はこれが大好きだものね。セックスする前にこれでたっぷり可愛がってあげるわ」
母はローターを奥まで挿入すると、電動スイッチを入れました。
「ああ、お母さん、お母さん……」
「気持ちいいのかい、このオンナ男。ホント、お前はどうしようもない淫乱ね」
私は母にオンナ男と罵られると、何故かオンナに成り切って、オンナみたいな喘ぎ声を上げてしまうのです。
「ああ、気持ちいい。お母さん、お尻が凄く気持ちいい。あ、あーん!」
四つん這いの私が腰を振りながら悶え声を上げると、
「そんなに気持ちいいのかい。お前、お母さんとセックスするより、こうやってアナルを犯される方が好きなんだろ」
「そんなことない。でもお母さん、ローターだけじゃなく、指でも責めてよ」
「責めてじゃないでしょ。責めて下さいって言いなさい」
母はSMの女王様みたいに私を叱りつけました。
「お母さん、責めて下さい。お願いだから、指でも……」
母はアナルに指を挿入し、それから腸の中をかき回しました。
「気持ちいいかい?」
「ああ、いい、いい!」
私は泣くような声を上げました。母の指の動きが速くなると、
「ああ、あ、あーっ!」
私はイク寸前の女みたいなよがり声を上げました。肉棒はカチカチになっていて、亀頭から透明の先走り液がとめどもなく零れ落ちました。
「アナル責めはこれでオシマイよ。今度はお母さんが気持ちよくなる番よ」
母はローターをアナルに置き去りにしたまま、私の上に馬乗りになり腰を沈めました。母が腰を動かすと、私の全身に電流が走りました。それまで経験したことがない激しい快感が襲ってきたのです。
「お母さん、ああ、ダメダメ。イッちゃう。イッちゃうよ!」
女のイクって感じがどんな感じなのかは知らないけど、オンナに成り切っていた私は思わず「イッちゃう!」と叫んでしまったのです。
「ダメ、まだよ。私より先にイッたら、許さないわよ!」
しかし、私は我慢出来ず母がイク前に射精してしまいました。
「バカ、何で出すのよ。私、まだイッてないのよ!」
母は私が射精した後も腰を振り続けました……。
こうして私は再び母に捕らわれてしまったのです。母の奴隷であり性具の私は学校が終わると、まっすぐ帰宅することを義務付けられました。
「部活なんかしちゃダメよ。そんなヒマがあったら、私の相手をしなさい。お前は私が産んだ子なんだから、所有権は私にあるよ。あんたの生殺与奪の権は私が握っているのよ。逃げ出そうと思っても、絶対に逃がさない。地の果てまでも追いつめてやるんだから」
狂っている。そうとしか思えない言い草でした。しかし、母ならやりかねない。私が家出しても地の果てまで追いかけてくるに違いない……私は度々逃げ出したくなりましたが、母が追いかけてくる姿を想像すると、身がすくんでしまい、母から逃げ出す意欲をなくしてしまうのです。そんな情けない私だから、同級生の女の子と付き合うなんて夢にも思いませんでした。それどころか、高校を卒業するまで私は母以外の女性とほとんど口をきいたこともなかったのです。
高校を卒業してから30年近くが過ぎ、私も50間近のオヤジになってしまいました。今の私は10代の頃とは違い、脆弱でも女っぽくもありません。適度に腹の出たメタボオヤジになり、高校生の息子と中学生の娘がいます。2つ年下の妻との中も円満です。
70過ぎた母は今も健在です。しかし、老人介護施設にいる母は過去の記憶をほとんど失っています。10年以上前に認知症になってしまい、私とのおぞましい過去はもちろん、私が誰なのかも認識出来ない状態なのです。
高校を卒業すると同時に私は一大決心をして母から逃げ出しました。仕事を転々とし、アパートも替えながら、母の目をくらまし、10年以上も母に会わず暮らしたのです。そして、その間に妻と結婚し、子供を作り、人並みの家庭を築くことができました。
母とは私が30歳過ぎてから再会したんですが、当時の母は50代の半ばに達していたので、私を奴隷扱いしていた時の母とは別人のようにやつれていました。そして60歳を過ぎて認知症になってしまったのです。
先日、私は施設に出向き、母を見舞いました。
2人きりになった時、私は母に言いました。
「お袋、俺が誰なのか、本当に分からないのかい?」
母はニコニコ笑うだけで、何も答えませんでした。私はさらに言い募りました。
「お袋、あんたは酷い母親だったんだぜ。中学から高校までの6年間、俺はあんたの性具だったんだよ。そのことも覚えていないのかい?」
「あんた、誰。何を言ってるの?」
「俺だよ。お母さん。あんたの可愛い息子じゃないか」
「息子? 私にはそんなヤツはいないよ。私はずっと1人だったんだよ」
「本当にそう思ってるのかい?」
「あんた、誰なの。なんでそんなことを言うの。私はあんたのこと、全く知らないの。帰ってよ。帰って!」
最初はニコニコ笑っていた母が物凄い剣幕で私を追い立てました。
母は永遠に過去のおぞましい記憶を封印してしまったようです。母にとっては、その方がいいのかもしれません。しかし、私は今後も母との過去を引き摺って生きてゆくしかないのです。