叔母は断続的に弾ける棒を根元から亀頭まで痛いくらいの手つきでしごき上げ、発射が終わっても、指先で尿道をこそぎ上げて一滴のこらず絞り出す。私は放心状態で腰をわななかせ、無様に喘ぐだけだった。
叔母の興奮は治まることなく、伸びた私に火照った素肌をこねくりつけるように私の上で身をくねらせて、唇から首筋、胸板へと舌を這わせ、むしゃぶり吸い、全身を舐め回していく。
混乱状態のなかで発射させられ、白くかすんでいた頭が、再び快感という刺激で目覚めてくると、叔母の欲情に狂った顔とあたらめて向き合うことになり、私は生唾を飲んだ。
叔母は理性を失い、色欲に狂う雌の顔をむき出しにしていた。
「叔母さんのエッチなところ見て、興奮したんだろ、そうだろっ!?」
荒い息遣いとともにわめく顔に、私は気圧されて何度も頷き返した。
叔母はそれが快感の愛撫のようにアアッと喘いで身震いすると、巨大なマンゴーのようにたわんだ乳房を掴んで持ち上げて私の口に詰め込み、
「これが欲しいんだろ、そうだろ、ほら吸いなさい、叔母さんのオッパイさ」
と胸そのものを私の顔に押し付けて、勃起した乳首を吸えと喘ぐ。
叔母さんの狂態に圧倒され、同時に純粋な好奇心が私の体を内部から沸騰させていった。わけがわからず口に詰め込まれて乳首を私は赤ん坊のように吸うと、叔母が喉を反り返してよがり声を上げ、それに触発されてまたやみくもに吸引した。叔母の乳首はボールペンのキャップのように大きかった。
ふと幼い頃、浴室で見た叔母の裸体が脳裏に蘇ってきた。叔母はよく風呂場で両手で乳房を持ち上げて、叔母さんのオッパイ吸ってみる? とおどけて私をからかったものだった。まだお医者さんごっこもしたことがなかった小さな頃、それに妙な気持になったことが、生々しく想起された。
あのとき見た裸身が、とても官能的な曲線を描いていたことを、このときになって実感した。いくらか肉付き熟れてはいたが、出産経験のない裸身は崩れることなく柔らかな丸みを帯びていた。乳房も尻も、下腹から太腿まで、抱き付く二の腕も、柔らかな脂肪が付き、ゆさゆさと波打っていた。
私はいつしか叔母の体を両手でまさぐり、乳首どころか火照った乳房まで口に含もうと大口を開けて暖かな脂肪のかたまりを頬張り、すすり上げた。
それに叔母はなおさら理性を失い、うっ積したものを爆発させるように私の上で熟れた体をうねらせた。乱雑な手が、勃起を回復したペニスを揉みくちゃにしていく。
「熱い、こんなに熱くなってる…、エッチな子だわ、叔母さんのオッパイ吸っておっ起ってるじゃない…」
独り言のように唸り、ぐいぐいと胸を押し付けて腰を振る。ペニスを握った手が、張りつめた亀頭を下腹部の中心部に引き込み、位牌で責め立てていた部分にねじつける。
叔母は、オオッ、オオッ、と喘ぎ、私の上で腰をグラインドさせるような動きを見せて、肌とは質感の違う部分を亀頭からペニス全体にこねくり付けてくる。覆いかぶさっていた体が太腿を開いて私の股間をまたがり、起き上がろうとするペニスを熱く濡れた部分の下腹のほうに押し倒していた。
私は乳房を口に頬張りながら呻き、叔母の恥部と自分の下腹の裏筋を見せて押し挟まれたペニスを、ビクビクと蠢かせた。
叔母はそれが嬉しかったのか、血走っていた目をうっとりと細めて、私の頭を胸に抱き込んでのけ反る。
「チンチン動いてるわ、叔母さんのオマ○コが欲しいんだろ、そうだろ…、ここにハメたいんだろ」
私の顔も見ずに、自分に言い聞かせるように喘ぎ、大股開きでまたがった腰をうねうねと円運動をさせる。
女の恥部など触れたことも見たこともなかった私には、熱く濡れた肉が下腹に押し倒したペニスをこねくりながら音を立てて動く感覚だけでも、頭がおかしくなりそうだった。手で刺激するよりも数倍は心地良く、身悶えせずにはいられないほどの刺激が、叔母が腰を動かすたびにわき起こる。
「欲しいだろ、欲しいんだろっ!?」
どう喝するような声で言う叔母の問いかけに、私は大きな尻をまさぐり立てて何度も頷き返した。
「ハメハメさせてやる、したいだろ、叔母さんとハメたいだろ!?」
私は乳房を強くしゃぶって頷き、叔母の尻たぶを握りしめた。
叔母は心の底からこみ上げたかのような濡れたため息をついてわななくと、身を起こしてから再び私の股間にまたがり直した。そのときには、手で根元を握られたペニスが黒々と縮れ毛を茂らせた肉の裂け目に埋め込まれ、みちみちと濡れた生肉が拡がる感触を海綿体に伝えて飲み込まれていた。
そのとき垣間見た叔母の性器は、下肉の裂け目を縁取るように濃い恥毛が太腿の内側まで続いており、どこか無精ヒゲを生やした口元のように見えた。
腰を上下に動かすたびに叔母の内部が絞り込まれるように動いてペニスを擦る。手の乱暴さとはうってかわって、濡れた真綿で締めあげるような心地よさは、私の体を無意識に悶えさせた。
「ほらっ、チンチン動いてる、叔母さんのオマ○コ、気持ちいいだろ」
唾を飛ばしてわめく叔母に、私は快感に歯ぎしりして頷き返す。
叔母も悶える甥っ子の様子に「気持いいだろ、気持ちいいだろ」という喘ぐ声を繰り返し、口元から垂れるヨダレも拭わずに腰をグラインドさせ、私を二度目の爆発へと導いていった。
熱く溶けた肉の穴で発射する快感は、オナニーしか知らなかった当時の私を病みつきにさせた。
熟した身体にのめり込み
興奮が冷めた後、叔母は我に返ったように「お母さんには言わないでね」と後悔の表情で私に謝った。
「叔母さん、どうかしてたのよ、ひどいことしてごめんなさい」
正気に戻って、自分が犯した罪の大きさに愕然としていた。だが、私はまだ精神的に未熟な少年である。一度覚えた生身の女の体の素晴らしさに魅入られ、子供の頃のように叔母宅に遊びに行くようになり、そのたびセックスをせがんだ。心のなかにあるのかどうかも怪しいのに、「叔母さんが好きだ」とまで言って裸体をねだった。
一度、自分から甥っ子に手を出してしまったという事実を認めてか、叔母は渋りつつも、いつも最後には頬を染めて私の前でグラマー裸身を露わにしてくれた。何度もそんなふうに体を求めて関係を結ぶと、叔母も何かがふっきれたように淫らに狂う様を魅せるようになり、私の前で飢えた雌の本性をさらけ出して乱れた。
「オマ○コ舐めて、ここのポッチをチューチューやるのよ、できるでしょ」
大股開きで性器を差し出すときの叔母さんは、自分の淫らさに酔っているかのように声を高めた。
黒ずんでブヨブヨした小陰唇が男の玉袋のようにダラリと垂れ下がり、裂け目の上部には小指の頭ほどある陰核がドーンと飛び出している叔母の性器は、とてもいやらしかった。
そこを言われるままに舐めしゃぶると、叔母は狂ったように尻を振り、溶けちゃう溶けちゃう! とよがり喘いだ。私の頭を肉感的な太腿で挟み付けてうねる裸身は、押さえ付けるのに一苦労だった。
そして興奮が冷めると、叔母は正気に戻ったかのように羞じらいの表情を見せ、その数分後には、明るく陽気ないつもの叔母に戻る。
高校卒業まで、叔母との関係は続いた。ふと気付くと、肉感的な女性にばかり目が向いてしまう自分に気付く。もしかして、あのグラマーで大きな尻をした叔母との体験が、思春期のトラウマになっているのだろうか?と悩む日々である…。