無抵抗な少女に勃起棒を握らせて身震い
思春期の少年が鬱積した感情を小さな女の子たちに向けたとき、お受験ママの愛情が大爆発。母親は熟れた裸体を使って我が子の悪行を制止し…。
(告白者)
岩田伸也(仮名・39歳)
少女にいたずら
高度成長期、都会に流れ込む就労人口を受け入れるために、郊外にニュータウンが広がり、核家族という言葉が生まれた。
私の少年時代は、まさに核家族が社会問題になりつつあった時代で、東京都下、緑が色濃く残るニュータウンが古里となった。
整備士をしていた父は、一念発起して会社を興し、多忙な日々を送っていた。週に一度、家に帰ってくれば良いほうで、いまどきの良い父親とは正反対だったが、当時はそんな家庭を顧みない父親が当たり前だった。起業家精神を尊ぶ現在の風潮と質は変われど、あの頃は努力次第で誰もが成功を掴める気風が社会全体にあった。
私が暮らしていた公団住宅には、そんな個人事業主が多く、どこの家庭も主人の帰宅が毎夜午前様というのが当たり前だった。
私が起きている時間に帰宅するほうが珍しく、中学の頃になると、家に戻らない日が多くなった。
その頃には自動車整備工場が大きくなり、自動車の販売会社も興した。景気が良くなるにつれ、成り上がり根性から女遊びにふけるようになった父に、母はひたすら耐え、一人息子の私に持てる愛情のすべてを捧げた。そうしなくては、精神的にまいってしまったのだろうと今ではわかるが、多感な時期の少年だった私には、母が疎ましくてしかたなかった。といっても、堂々と不満を口にするような少年ではなかったので、不満は常に胸の奥に溜め込み、苛立つ心を悟られないよう振る舞った。心の中を見られるのが嫌だったのだ。
私は父も母も、好きではなかった。仲の悪い夫婦は、醜い大人の代表として思春期の私の目に映った。
母が私に愛情を注ぐことで精神のバランスを取っていたように、私も冷たい家庭の息苦しさから逃れる策として、勉学に励んだ。何も見ずに、ひたすら勉強に没頭した。
だが、思春期という精神的に不安定になりやすい季節のなか、たった一人で精神のバランスを保つのは至難の業だった。
冷め切った家庭環境、父母のいさかい、汚い大人の世界…。
ストレスとして溜まっていく灰色の塵が、自己表現の苦手な少年の心を蝕んでいった。家庭環境を理由にするのは、言い訳に聞こえるかもしれない。しかし、それが事実なのだ。
気持ちがもやもやと晴れないとき、私は小さなスリルを求めて家を出た。何かといえば、痴漢行為である。
初めのうちは自転車で少し離れた地区の団地まで出向き、公園や開発途中の雑木林などで、小さな女の子に悪戯をした。
面白いモノがあるから、と暗がりに連れ込み、体を触った。女の子は何をされているのかもわからず、しかしこれが嫌なことだという実感はあったようで、真っ赤な顔で身をすくめる子もいれば、涙を流して「やめてください」と懇願する子もいた。
そのたび、私は異様な高揚感を覚えた。屹立した性器をむりやり握らせるときの熱い慟哭、赤面しつつも純粋な好奇心を刺激されて幼い瞳の奥に小さな光りを宿す少女の表情を前にしたときの淫靡な陶酔! なにもかもが、面倒で面白くもない現実から私を遠ざけてくれた。
刺激は刺激を求め、より高いスリルへと突き進む。小さな女の子では物足りなくなると、胸の膨らみ始めた小学校の高学年の女の子に狙いを定めた。
現在ほど性犯罪が問題になっていなかった時代である。女の子はまるで無防備で、道案内を頼めば、簡単に暗い雑木林に連れ込めた。
私はそこで、女の子を力一杯、抱きしめた。体を触り、膨らみ始めた胸を揉んだ。相手が奥手そうな子のときは、服を脱がして全裸にしてしまったこともあった。
高学年の女の子は、自身の体の成長に違和感や羞恥心を抱いている子が多かった。
私がむりやり服を脱がして裸にすると、下腹部よりも、ふくらみはじめた胸を真っ赤な顔で隠した。
小さな手をむりやり引き剥がし、まだ桃色の小さな蕾を指で弄び、刺激した。子供でも体の反応は大人と変わらず、刺激を加えると桃色の蕾が朱色に染まり、硬く尖り立つ。
私がそこを面白がって指摘すると、被害者のはずが、女の子のほうが後ろめたいような顔をして、ただ「やめてください」とすすり泣く。
両手で女の子の小さな乳房を揉みしだき、乳首を吸った。
なかにはしっかりと性感を感じる子もいて、あっ、うっ、と喉を鳴らして奮える子もいた。
私はいつも、ジーンズから屹立したペニスを引きずり出し、女の子の小さな手に握らせて、しごかせた。
精子を発射すると驚く子もいれば、すでに男子の生理を知っているのか、恐怖にひきつる顔を真っ赤に染めて、涙に潤んだ瞳の奥に妖しい光をにじませて小さな唇を震わせたりもする。
そして最後に、「誰にも言うんじゃないぞ!?」とドスを効かせた声で脅して、開放した。
現在なら、間違いなく地元の話題になったろう変質者なのだが、当時は女の子たちも控え目だった。
それでも小学校高学年が中学生にレベルアップすると、まもなく痴漢騒ぎが私が住む団地の近辺まで噂として伝わってくるまでになった。
犯人が私だと母に悟られたのは、私が獲物と過ごして僅かな時間を思い越す材料として、女の子たちの下着を奪い取ってきたのが原因だった。
なかには学校帰りの女子中学生のカバンから、体操着を戦利品にいただいたこともあり、その犯行の証拠を、母に見付かってしまったのである。
愛情を注ぐ唯一の存在である一人息子の奇行に、母が黙っているわけがなく、鬼の形相で問い詰められ、私は胸に宿した怒りを吐き出すつもりで、すべてを吐露した。母への嫌がらせも込めての自白だった。
驚き、涙し、取り乱す母に、私は暗い悦びを覚えた。ささやかな自己主張をしてやった気持ちだった。
だが、母は私が考える以上に、私への執着心を持っていたことを、まもなく知ることになった。
母の熟れた身体
あれは父が愛人宅に泊まった夜のことだった。
布団に入ってうとうとしていたとき、ふとおかしな気配に目が覚めた。何かと思えば、母が私の布団にもぐり込んできたのだ。
「ママが悪かったのよね、勉強ばかりさせて、習い事ばかりさせて、伸也の気持ち、全然わかってなかったのよね」
涙にかすれる声にぎょっとして枕元のナイトスタンドの明かりをつけた。
「ママがおかしなこと考えないようにしてあげる!」
裸電球のオレンジ色の明かりが照らし出したのは、全裸の母の姿だった。
私は飛び上がりそうになり、布団から這い出した。
「な、なにしてるんだよう!」
「恐がらなくていいの、ママが全部教えてあげるから」
感極まった面持ちで私に覆い被さり、大きな乳房を押しつける。
痴漢のスリルに浸っていた少年でも、全裸の母にのしかかられれば腰が抜けてしまう。
今度は私が襲われた恐怖にとらわれ、喉をひいひい鳴らして「やめろよ」と声を震わせる番だった。
母はあきらかに常軌を逸していた。目は血走り、しかし涙声で「ママを見て」と繰り返し、私に抱きつく。心臓が喉からせり出すかと思った。這い蹲って逃げる私に抱きつき、やけに白い裸体をうねらせて母はすすり泣く。
自らの肉体で息子の悪事を止めさせようと考えたのだろうが、その時点で、母も精神的に追い詰められていたのだろうと今ならわかるが、そのときは頭が真っ白である。なにしろ私は、痴漢行為の経験はあっても、まだ性体験もない童貞少年だったのだから。
壁に追い詰めた私を、大柄な裸体が押し潰さんばかりの勢いでのしかかり、抱き付く。
「だめ、ママは許しませんよ。ああ、伸也、ママから逃げないで!」
「ママ、落ち着いてよ、ヘンなことしないでよ、やめっててば」
私は恐怖で体が震え出すのを感じた。
背丈では私のほうが勝っていたが、四十路前の母の肉体は豊かに熟れ、上になられると押しのけるのも困難なほど重かった。
大きな砂袋を二つぶら下げたような乳房が、私の顔を押し包み、母の息遣いと鼓動の乱れを伝える。
自分の淫らさに狂う母は獣的な嗚咽を振り絞って私のパジャマを引き下げる。柔らかな手が縮み上がっていた性器をむんずとわしづかみ、荒々しい愛撫を加える。
恐怖は混乱に変わり、なぜか目頭が熱くなった。自分の痴漢行為に赤面して涙ぐんでいた女の子たちの姿が脳裏に浮かんだ。
すると異様な高揚感が私を包み込み、体の芯が燃え上がるのだった。
母は乳房を私の顔に押しつけ、握り込んだ手でペニスを揉みしだき、しごく。強制された女の子たちの手つきとは明らかに違う、快感を与えようという手つきだった。
「いやがってもだめ、嬉しいんでしょ、ママにオチンチンいじられて、感じてるんでしょ、ねっ、そうでしょ!?」
「やめろよ、さわるなよ、気持ち悪いだろ、うっ、うあ……」
「うそおっしゃい! どんどん大きくなってくるじゃない」
「違うよ、そんなんじゃないよ…、あうっ、やめろってば……、っ!!」
多感な少年の肉体は正直だった。母の異常さに怯えながらも、体は混乱状態のなかで刺激だけに反応する。
ふとそのとき、強引な悪戯に戸惑いながらも幼い体を震わせていた女の子たちの姿が脳裏に蘇った。
私の胸はいよいよ本格的に鼓動を早め、拒みつつも母の荒々しい愛撫の手に下腹部が燃え上がるのだった。
母の鬼気迫る姿も刺激剤になったろうが、あのときの私は、自身の悪行を思い出し、高ぶっていた。
拒む言葉も快感にかすれ、弄ばれる思春期の肉根はいさましく充血して起き上がり、苦痛の声もいつしか悦びの悲鳴へと響きを変えた。
「こういうこと、好きなのよねっ!? いつも一人でエッチなことしてたのよねっ、ママに秘密で、変態みたいなことばかり考えていたんでしょ」
「ごめんなさい、もうあんなことしないよ、しないから……、ううう」
「気にしなくていいのよ、男の子は誰でもこうなるの。ママがおかしなこと考えないよう、気持ち良くしてあげるから」
私は快感にうわずる声で何度も母に謝った。しかし、母は私が取り乱すほど声を高め、充血した目を見開き、息子の性器を弄ぶ。17歳の多感の心と体は、豹変した母の前でまったくの無力だった。
揉み責めていた手は、私が快感に苦しみ始めるのを境に、性感を煽るような動きに変わり、硬直した肉茎をしごく。痛みを感じる寸前の、絶妙な愛撫だった。
「はあ、はあ、すごいわ、こんなに大きくなって、ママも嬉しい」
母も自らの振る舞いを刺激剤にしているかのように息を弾ませ、抵抗もできずに震えるだけの私の口に、白い果実のように熟れてたわんだ乳房を掴み上げると、荒々しく詰め込む。
私は「やめろ」と首をよじって拒んだが、母は許してくれなかった。
「だめよ、ママのオッパイ吸うの! さあ吸いなさい、小さい女の子のオッパイなんかより、ずっと大きいんだから、吸わなきゃ許さないわよ」
と硬直した肉棒をしごき上げる。
「うあ! マ、ママ……」
射精させられる恥ずかしさと恐怖が胸の中で入り交じり、私はわけもわからず口いっぱいに詰め込まれる柔らかな母の乳房にかぶりついた。
すると戸惑いや恐れが一瞬で消え去り、開き直りか諦めか、母の勢いに屈した心境で、「吸いなさい!」と命令する母の声に気圧されて、乳首をねぶり吸った。
「はあ、そうよ、それでいいの、ママがちゃんと全部してあげるから、ママのほうが何倍も良いんだから…」
やけに優しいタッチに変わる手が、根元から亀頭まですべるように動き、ときに指先を伸ばして先走りの粘液で濡れている尿道口をなぞる。
「うぐ……! うむっ」
「ほらまたオチンチンが動いた、ここが感じるのね、そうよね」
と亀頭まですべらせた手指を止め、粘液で濡れた亀頭をなぞり、尿道口が音を立てるほど揉みほぐす。
私は失禁しそうな快感におそわれ、たまらず母の乳房を頬張った。
口内で硬く尖り立つ乳首はとても大きく、ただ吸うたびに口に柔らかだった乳房までが弾力を帯びてくる。私は快感が高まるままに母の乳房をねぶり、気がつくともう片方の乳房を夢中で揉みしだいていたのだった。
そして母の手にしごかれ、羞恥心を忘れきれないのだが、体の疼きが止まらず、目頭を熱くして射精した。わけもわからず、二度と母には逆らえないのだと思った。